要請番号(JL55422A10)
募集終了

2代目
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
高等教育・科学・技術開発省
2)配属機関名(日本語)
ブラワヨ技術工科専門学校
3)任地( ブラワヨ ) JICA事務所の所在地( ハラレ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
全国に5校ある国立の技術工科専門学校の一つ。第2の都市ブラワヨにキャンパスがある。デザイン、自動車、電気、機械、土木、商業等の8学部を有し、国内外の産業界で活躍する人材育成を目指している。就学年数により1.National Certificate、2.National Diploma、3.Higher National Diplomaの資格が取得でき、基本的に初年度終了時にNational Certificate、3年修了時にNational Diploma(大学入学資格相当)が取得できる。既に就業している者を対象にした職業訓練、資格取得コース等も設けている。過去に建築等3名の隊員受入実績有。
【要請概要】
1)要請理由・背景
南部アフリカ地域においては当国における建築分野での人材育成に定評があり、卒業生は国内のみならず近隣国での活躍も期待されている。しかしながら、国家財政の低迷による人材流出等によって教員が不足し、質の高い指導が困難な状況となっており、 配属先の土木学部でも8名の教員が600名から1000名の学生に対応している状況である。配属先に対しては、これまで2名の建築隊員が派遣された実績があり、前任者(2016-3)は製図やAutoCAD指導を中心とした活動に取り組んだ。配属先はこれまでの隊員の活動を高く評価しており、引き続き、協力隊によるサポートが期待されて本要請が提出された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
以下のうち可能なものの講義/演習を実施する。 また試験問題の監修、監督、採点等も行う。
1.建築図面とコミュニケーションテクノロジー 2.建築デザイン 3.環境工学
4.プロジェクトマネージメント 5.建築史、建築論 6.ランドスケープ 7.AutoCAD
8.測量の基礎 9.設計技術 10.建築プレゼンテーション、モデルテクニック
*特に「設計技術とCADによる設計」「建築模型/モデル」「景観設計」「環境デザイン」の指導が期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピュータ、プリンター、プロッター、AutoCAD、ArchCAD
4)配属先同僚及び活動対象者
建築科講師16名:女性7名、男性9名、30-50代
(うち大卒以上の資格を有するのは13名)
学生: 約200名(18歳以上)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)建築学 備考:高度な知識が必要なため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・一級建築士、 または
・二級建築士+実務経験3年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~29℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
全国的に停電・断水の可能性はあるため、生活面はそれなりに厳しい環境となる。配属先から町の中心部までは徒歩で10分程度、市内の移動にはタクシー等公共交通機関の利用も可能。