要請番号（JL55423B03）
募集終了
2代目
| ・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
高等教育・科学・技術開発省
2）配属機関名（日本語）
クシンガピケレラ技術工科専門学校
3）任地（ 東マショナランド州マロンデラ ） JICA事務所の所在地（ ハラレ州ハラレ市 ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 1.5 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
配属先は当国独立の翌年1981年に設立された技術工科専門学校。主に中等教育修了者に対して、服飾、機械工学、建築、自動車整備、情報技術、ビジネス等幅広い分野の教育を提供している。1年3学期制で、1年修了時にNational Certificateを取得、3年修了時に大学入学資格となるNational Diplomaが取得できる。なお、2年目は実地研修により、校外で現地実習を行う期間となっている。協力隊の受入については2022年にPCインストラクター隊員(短期)を受け入れた経験有り。現在本件の他にコンピュータ技術、服飾の要請も提出されており、派遣のタイミングによっては同時期に活動する可能性がある。
【要請概要】
1）要請理由・背景
AutoCADは服飾や機械工学等のコースではシラバスにも記載された必須学習項目であるが、過去、配属先にはその知識を持つ教員がおらず、学生は独学で知識を得なければいけない状況が続いていた。こうした状況に対し、2022年に短期のPCインストラクター隊員が派遣され、約1年間にわたって指導を行った。同隊員の活動によって、AutoCADに関する知識や技術の重要性が学内において少しずつ意識されるようになってきたが、まだ体系的な指導のためには体制や知識、技術も十分ではない。そのため、配属先としては継続して隊員を受け入れ、学生や教員の知識の向上、また指導体制整備等へのサポートを得られることを期待している。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
現時点では以下の活動が想定されているが、最終的な活動内容については赴任後に関係者と対話し状況に合わせて柔軟に内容を検討する。
1.シラバスを参照し、学生が身に付けるべきAutoCAD技術をコース別に整理する。
2.整理された項目に対する指導案、アイデアをまとめ、実際に学生への指導を行う。
3.実際に教員が指導できるようになるよう研修等を行いながら、AutoCADに関する学内の教育体制の整備についてのアイデアをまとめる。
4.その他、配属先が期待するサポート。
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
インターネット、デスクトップPC 約164台、ノートブックPC 約25台、WindowsOS(7～11)、AutoCAD
4）配属先同僚及び活動対象者
校長:男性、50代
副校長:男性、50代
教員約20名
学生:800名(主に20代)
配属先HP
5）活動使用言語
英語
6）生活使用言語
英語
7）選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]：（ ）
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（大卒） 備考：高等教育機関での活動
[経験]：（実務経験）2年以上 備考：教員への指導も行う
[参考情報]：
・AutoCADに関する資格があると尚よい
・3D製図を含む幅広い知識があると良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（温暖冬季少雨気候） 気温：（7～26℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（不安定）
[水道]：（不安定）
【特記事項】
配属先が提供する学内の宿舎に居住する予定。
年や季節によって違いはあるが、全国的に電力、水事情は不安定。