2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56016B08)
募集終了

国名
ベナン
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育・科学研究省

2)配属機関名(日本語)

ナチテングー中学高校教員養成学校

3)任地( アタコラ県ナチテングー市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 10.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、2009年に開校した中学校及び高等学校の数学、物理化学、生物学の教員を育成することを目的とした3年制の教員養成学校である。入学資格は高卒で、2015~16年は約500名の学生が在籍している。1年目は同校での研修、2,3年目は現場での実習が増えてくる。年間予算は約4,000万円。
同学校の敷地内には、実験室、パソコン室、グラウンド、図書館、講堂、食堂、学生・教員用宿舎があり、JVも教員用宿舎で生活する。他国の援助は受けていない。2016年3月まで理科教育JVが活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ベナン国における物理化学の現場では、教員の知識・経験不足、実験器具の不足から、板書中心の理論の授業のみが行われ、指導も単調で暗記を指示されることが多く、物理化学教員の指導力の向上、授業の改善が強く求められている。配属先も同様の状況であり、理論中心の授業が行われていることが多く、校長をはじめとした教授達も問題意識を持っているが、実践的な実験の経験が少なく、理論を実証する実践的な実験が少ない。そのような状況下派遣された前任JVは、身近なもので実現可能な各種アイデアを紹介し、高い評価を得た。教員養成校の教授自身や生徒たちに、引き続き物理化学の面白さをつたえるため、配属先からの強い希望で後任要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

開校時間 月~金 8時~12時 15時~18時
1.教授に対し、身の回りのものを活用した実験のアイデアを提案する。
2.教授とともに、物理化学実験の授業を実施する。
3.空き時間等を利用して、理科実験クラブや日本文化紹介等の課外活動を実施する。
4.近辺の中学校で、現地の教員との協働も可能。
JVは校内の教員宿舎で生活するため、時間外でも教授や生徒との交流も大切にする必要があるが、その分配属先と密なな関係を築くことができる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

フラスコ、ビーカー、試験管、スタンド(フラスコ、試験管用)、温度計、ピペット、PH測定器、電子はかり、純水製造装置等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長(博士号所持者)、副校長(博士号所持者)、物理教授3名、化学教授4名、生物学教授9名、化学教授3名、事務所員
(物理教授がカウンターパートとなる。教授は30歳から55歳程度、すべて男性)
学生(18~24歳程度)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(中学教員(理科))
    (高校教員(理科))

[性別]:(男性) 備考:対象がほぼ男子生徒であるため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実験を披露するため

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】