2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56021A04)
募集終了

国名
ベナン
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会問題・マイクロファイナンス省

2)配属機関名(日本語)

アラダ福祉センター

3)任地( アトランティック県アラダ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同省は、全国約80か所に福祉センターを配置し、各地域の社会的弱者を支援している。同センターはベナン南部に位置し1981年に設立され、ルクセンブルグの団体から資金支援がある。各種補助金の窓口・障害者の生活支援・女性グループ支援・社会医療事業(医薬品購入補助等)・孤児などの児童支援(学費支援)などを業務としており、日本に例えれば市町村の福祉課の役割を担う。カウンセリング業務・センター内でのリハビリ教室や地域巡回も実施しており、2013年には敷地内に健常者・障害児を交えた幼稚園が開園された。前任者のJOCV隊員は2019年7月まで活動した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

センター職員および10名の地域ボランティアが、CBR(地域に根ざしたリハビリテーション)の活動として実施している「センター内リハビリ教室」と「家庭訪問による日常生活改善」ついて、指導の質的向上のため本要請はなされた。主として軽度から中等度の肢体不自由障害児/者とその家族を対象に、前者のリハビリ教室では機能改善を、後者の家庭訪問では日常生活動作の向上を、目的としている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の関係者や地域ボランティアと連携し、以下の活動を実施する。
1) 障害者支援の担当者とともに、リハビリ教室の運営補助および利用促進に関する啓発
2) 社会的弱者の生活向上に資する啓発活動の企画・実施
3) センター業務効率化のための書類整理・作成補助(パソコンを利用した書類作成指導等)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

リハビリ教室機材

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:センター長 (女性・40歳代・ソーシャルワーカー経験12年)・障害者支援担当者 (男性・ 40歳代)・
社会福祉士1名・秘書1名・地域のボランティア10名・孤児担当者1名・家族問題担当1名・助手1名
活動対象:軽度から中等度の肢体不自由がある障害児/者、知的障害児(10才前後を中心に20才くらいまで)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)
    (作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:具体的指導力が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

住民の足はバイクタクシーであるが、隊員は利用できない。生活上の交通手段はタクシー・自転車・徒歩に限られる。任地では現地語であるフォン語等が話され、ほぼ毎日、数時間停電・断水する。