2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56022B21)
募集終了

国名
ベナン
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ジャコトメ保健センター

3)任地( クフォ県ジャコトメ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ジャコトメ保健センターは、ベナン西部のクフォ県ジャコトメ市(人口約152,000人)に1986年に設置された市レベルの一次医療機関である。市内7ヶ所の区レベルの保健センターを管轄し、診療科(内科・外科)、産科、入院棟(産前・産後用)、検査室、薬局を備えている。医師、助産師、看護師、検査技師などが在籍し、同センターへの訪問者数は季節や月によるが約500-800名となる。年間予算は約1,000万円で、他国や国際機関からの援助はない。同任地では、他配属先で「家政・生活改善」隊員1名が活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は市レベルの保健センターで利用者数が多い上に人手や予算不足の要因もあり、診察や予防接種等の通常業務に時間を費やす状況が続いている。多忙な現状では、業務上の書類の整理等にかける時間はなく、また、利用者や地域住民への啓発の企画や実施も難しい状況である。地域には薬草等を用いた伝統的医療が未だ根付いており、近代医療に頼らず医療機関に足を向けない住民も少なくない。よって、乳幼児の成長や疾病等の状況に応じた適切な診察、治療、予防接種等にアクセスできるよう、また、衛生や栄養改善等に係る知識や理解が浸透するよう、啓発活動をサポートする役割など期待されている。2019年度2次隊で「看護師」隊員1名が活動していた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先長への相談の下、配属先スタッフと協働し、以下の活動に取り組む。
1.配属先の各種現状把握とともに、多忙な中でも実現可能な業務の効率化のアイデアを提案し試みる。
2.区レベルの保健センターや住民が暮らす地域への訪問を通じて、地域住民の生活形式や衛生、健康状態を把握しながら、改善のための対策を検討する。
3.配属先の利用者や地域住民に必要な啓発内容や方法を模索検討し実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし (任地や現場にあるものを工夫して活用)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚(人数等の変動あり):センター長・医師1名(男性30代)、看護師長1名(男性30代)、看護師3名(20-50代)、助産師3名(女性30-50代)、検査技師1名、看護助手6名(30~40代)、薬局担当2名、ワクチン接種担当2名他
活動対象者:配属先、他保健センターの同僚及び利用者(主に乳幼児の母親)、地域住民

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(女性) 備考:啓発では妊婦を対象とするため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:複数の関係者間での調整が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

停電や断水があるため、状況に応じた工夫が必要となる。住民の移動手段はバイクタクシーであるが、隊員は安全上の観点から利用厳禁。よって主な移動手段は、徒歩、自転車あるいは、四輪タクシーとなる。新型コロナの感染状況に応じて、健康管理と感染予防対策は自己の責任との心積もりが必要である。