要請番号(JL56022B32)
募集終了


1代目
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
中等教育・技術職業訓練省
2)配属機関名(日本語)
ジャコトメ技術高等学校
3)任地( クフォ県ジャコトメ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、2016年に設立された全国に約20か所設置されている技術高等学校の一つである。技術高等学校は、後期中等教育課程(16歳~20歳)に位置付けられており、終了時に技術免状又は職業バカロレア取得試験を受験する。若者の職業技術訓練を目的に全12コースが開講され、機械、電気、土木、電気通信等の工学分野コースの他、木工家具、料理、経理、秘書など多岐の分野にわたる。全校生徒は約600人、教師は45人在籍する。卒業生は地元や都市部に就職先を探すのが一般的だが、大学や専門高等教育機関に進学する者も多い。年間予算は約800万円となる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ベナン政府は、「政府行動計画(2016-2021)」や「職業教育・訓練にかかる国家戦略(2019-2025)」において、産業人材を育成し、持続的な経済発展を目指す方針を掲げている。また、2019年に開催された第7回アフリカ開発会議(TICAD7)においても、同国政府より我が国に対して、産業人材の育成に資する協力に強い期待が示された。これを受けて、特にベナン国内で需要が高まるICT人材育成に寄与すべく、新規でPCインストラクター隊員が要請された。配属先には、3学年制の通信技術コースがあり、各学年に約10~20名の学生が所属する。主に、PCメンテナンスや各種ソフト(MS OFFICEやPhotoshop等)の使い方、HP作成、プログラミング等の指導が行われている。隊員は自身が持つ経験やスキルをもとに、現地教員と協働して現場が抱える課題を把握し、解決することが期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
以下の活動について、隊員の経験やスキルに応じて、配属先関係者と協議の上で決定し、実施する。
1.日常の授業支援(PCの組立や修理、基本ソフト(Word、Excel、PowerPoint、Access、Photoshop等)の使い方、可能であれば(HP作成、プログラミング指導等)。
2.ICT教員の技術向上のためのサポート。
3.生徒や教師が楽しみながら技術向上出来る企画の検討と実施(技術コンテスト、プレゼン大会など)。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
デスクトップPC(12台 Windows10)、ラップトップPC(1台 Windows10)、プロジェクター(1台)、基本ソフト(MSOFFICE、Photoshop等)。プリンターなし。故障PC10台程度あり。停電時は、発電機で対応可。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
校長1名、ICT教員3名、他
活動対象者:
配属先の校長、ICT教員、生徒(約50名)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(ITレベル1以上(ITパスポート等))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:生徒や教員に指導するため
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:生徒や教員に指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
住民の足はバイクタクシーであるが、協力隊員は利用禁止。任地では現地語のフォン語等が話される。高温多湿な気候の環境下で、徒歩や自転車での移動を伴う生活となるため、心身の健康管理が重要になる。派遣時にはCOVID-19の状況により、「予定されている活動内容」等に変更が生じる可能性がある。