2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56023A06)
募集終了

国名
ベナン
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会問題・マイクロファイナンス省

2)配属機関名(日本語)

アプロミセレテ福祉センター

3)任地( ウェメ県アプロミセレテ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同省は、全国約80か所に福祉センターを配置し、地域の社会的弱者に対する支援を行っている。ベナン南東部のウェメ県アプロミセレテ市(平野部に位置する小規模の街)に位置する同センターは、日本の地方自治体の社会福祉課のような役割を担っている。限られた人員と予算状況のもと、各種補助金申請の窓口業務、カウンセリング業務、障がい者の生活支援、女性グループ支援、医薬品購入補助、孤児などの学費支援等多岐にわたる業務を担当している。1日当たりの相談窓口利用者は5人程度。任地の主要産業は農業及び商業。同配属先への隊員派遣実績はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同センターは、地域住民の抱える問題に対応するため、相談業務及び諸手続きに関わる窓口業務を行っているが、慢性的な人員不足と資金不足を抱えている。スタッフのうち1名がCBR(地域に根差したリハビリテーション)を担当しており、地域ボランティアとともに、障がいを持つ乳幼児とその保護者を対象に週2回のCBRセッションを提供している。セッション利用者は親子10組前後。提供される理学療法の質・量ともに不足しており、利用者は十分なサービスを受けられていない。同僚とともにリハビリセッションにおいて理学療法を提供しながら、かつ同僚への技術的な指導が期待されている。また、リハビリに有用な器具が乏しいため、資金等限られた条件下において、それらの開発も期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先同僚や地域ボランティアと連携し、CBRに関する以下の活動を行う。
1. 週2回開催されるセッションにおいて、主に乳幼児(0~7歳)に対してリハビリを行う。
2. 同リハビリセッションにおいて、乳幼児の保護者に対して家庭でのケア等について啓発を行う。
3. 利用者の家庭訪問を通してモニタリングを継続的に行う。
4. 現地で手に入るもので工夫して、リハビリセッションに使用可能な器具等を開発・作成し活用する。
5. コミュニティでの啓発活動を通じて、新規クライアントを発掘する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

リハビリセッション開催スペース(半屋外)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
センター長 (女性、40歳代)、社会福祉士1名(女性)、CBR担当職員1名(女性、30歳代、経験10年)、地域ボランティア2名、研修生若干名
活動対象者:
障害のある乳幼児および保護者、地域住民

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への指導が期待されているため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

安全対策上、隊員はバイクタクシー利用不可。任地は地方の小規模な街であり、電気・水道は不安定。赴任後、現地語学研修を行う。