要請番号(JL56025B04)
募集終了
| ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ダッサ保健センター
3)任地( コリンヌ県ダッサ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ダッサ保健センターはダッサ市内(人口約12万人)の一次医療機関で、市内の2地区・21ヶ村を管轄する。同センター内には診療科、産科、ワクチン接種科、薬局等が設置される。医師、看護師、助産師、薬剤師等が在籍し、月平均200件の診察の他、妊婦健診約350件、分娩約60件、ワクチン接種約260件(毎日実施)に対応する。また、地域住民の保健改善のため、傷病等の症状が重症化する前の早期段階での受診を推奨するため、管轄地域の村へ啓発訪問を週1回程度実施する計画がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同保健センターはダッサ市内の地域住民の一般診療や母子保健サービス等を提供する役割を担いながら、同センター周辺には総合内科、産婦人科、放射線科、各種検査等を備える地域病院(ダッサ市・グラゾエ市を管轄)や私立検査機関等が隣接し、同センターに期待される月間利用者数500に対し約200にしか達していない現状がある。よって、同センターの本来の役割を担うべく、質を確保したサービスの提供による利用者の獲得や、管轄の村への訪問時の啓発等による地域保健の改善が今後の課題となっている。このような中、同センターのサービスの向上、利用者や地域住民への啓発活動において隊員の貢献が期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先長への相談の下、同僚とコミュニケーションを図りながら、以下のような活動に取り組む。
1.同僚の日常業務をサポートしながら配属先の各種業務やサービスの状況を把握し、現状での課題やニーズを確認する。
2.上記課題やニーズに応える手立てや、同センターの利用者への保健サービスの改善のためのアイデアを配属先に提案し、理解を得ながら実施する。
3.配属先が管轄する地域の慣習や生活状況等を把握し、地域保健に必要な知識や対応(保健衛生、感染症予防対策、栄養改善、健診や予防接種の促進等)を見極め、保健センターの利用者や地域住民の理解と行動変容につながる啓発を考え実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし。基本、現場にあるものを工夫して活用。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:計22名 ※年により人事異動あり
医師1名(男性・30代)、看護師長1名、看護師4名、助産師5名、看護助手5名、薬局・会計担当4名、他(男女30-60代)
活動対象者:
保健センターの利用者、地域住民等
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
(助産師)
[性別]:(女性) 備考:妊婦への啓発を含むため
[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:保健医療の現場であるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:医療関係者と業務するため
[汎用経験]:
・衛生啓発や健康管理の知識や経験
・地域社会を対象とする活動の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
住居は同僚等と同水準で、基本、給湯器なし、台所・浴室/トイレが半屋外(安全基準内)の仕様が多く虫等も侵入する。停電・断水も発生するため生活上の工夫が必要。安全管理上、バイク・三輪タクシーともに利用禁止。活動先は、徒歩・自転車で移動できる範囲で選定する。
