2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56316B10)
募集終了

国名
ブルキナファソ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育・識字省

2)配属機関名(日本語)

ルンビラ国立教員養成校

3)任地( ウブリテンガ県ルンビラ市 ) JICA事務所の所在地( ワガドゥグ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.8 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

全国に7校ある国立教員養成校の一つであり、現在、年間約900名の初等科教員を2年間の研修(1年目は養成校での理論課程、2年目は各地の指定小学校での実習課程)で養成している。JICAでは2008年より理数科現職教員研修改善(SMASE)プロジェクトが約6年間実施され、同配属先職員が研修に多数参加した。また、2016年から公立教員養成校実践的教育機能強化プロジェクトが実施され、配属先も対象校となっている。前任者は、隣接する付属小学校(日本の無償資金協力で建設された)において教員と共に授業の質の改善を図ると同時に、配属先の講師らとともに研修生に対し実践的な講義を実施した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では、一方的な詰め込み型の教育方法に偏り、児童の考える力や学習意欲が引き出せていない。省や配属先は同問題を認識し、「児童中心の教育」を推進しているが、この児童の理解度を把握しながら能動的な学習を展開するというアプローチについて、現場レベルでは理解度が低く、実践方法も明瞭に提示されていない。このような課題を解消すべく、これまで6か所の任地で活動した7名の小学校教育JVは、勉強会や上記SMASEプロジェクト専門家との情報共有・意見交換、あるいは共通の取り組みを通して、連携によるインパクトの拡大や活動効果の向上を図った。同連携や前任者の活動成果を継続・展開させることを目的に、今回の要請が上がった。新しい学びに対する意欲が高い養成校の研修生を活動対象に含むことで、活動成果の効率的な普及が期待される。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

教育現場の現状・課題を把握した上で、他の任地の教育省県事務所などに派遣される予定の小学校教育JV、JICA専門家と連携しながら、以下の活動を行う。
1.養成校付属小学校あるいは近隣の小学校の校長・教員の児童中心の教育に関する理解を促進する。
2.教員らと共に、算数・理科の教科に関して、同アプローチを具現するような、教材開発や指導方法改善を図り、それらを現場に導入する。
3.配属先関係者と共に、導入に成功した教材や指導方法を、養成校の研修生に紹介するなどして普及・定着させる。また、理論に偏る養成校の研修内容の改善方法を関係者と共に考える。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コピー機、プロジェクター

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先:
校長 50代男性、教育部門担当 40代男性、講師86名(うち正規雇用20名、非常勤66名)、研修生約900名
付属小学校:
校長 40代女性、教員7名、児童1~6年生(1クラス50~70名)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:講師への提言が必要となるため

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(スーダン・サヘル気候) 気温:(15~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

住居は、同任地JVと同居の可能性もある。