要請番号(JL56316B24)
募集終了

2代目
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国土行政・分権化・国内治安省
2)配属機関名(日本語)
ビ・ソンゴ協会
NGO
3)任地( バゼガ県サポネ市 ) JICA事務所の所在地( ワガドゥグ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都近郊に位置する人口約4.6万人の小都市にて、母親を支援する目的で2009年に組織化されたローカルNGOである。これまで国際機関や国際NGO等から資金援助を受け、幼稚園(約150人)の運営、識字教育の実施、地方教育機関や保健機関との連携による住民を対象とした保健・衛生、教育に関する啓発活動等を行っている。また協会の自立した活動資金を賄うために、女性グループがシアバターを商品化し、シアバターオイルや石鹸の生産・販売を実施している。2016年は結核・マラリア対策・エイズ対策の事業に対し、世銀からの資金が保健省を通じ約200万円の補助金を得ており、来年以降も継続的に同様の事業を行う予定である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同協会が実施する事業は有効性や効率性等が弱く、特に活動資金確保と現金収入向上による持続性が大きな課題になっている。現金収入の向上については、当地で豊富に採れるシアバターを利用した商品販売を実施しており、グループのメンバーはシアの実の採集から関連商品生産、国内・外への販売までを行っている。現在、同協会の生産能力は15トンであるが、販売実績量は国内向けに年間4トン、国外への輸出販売は不定期であるところ、事業拡大のための課題は、シアバターオイルや石鹸等の商品の品質向上及び販路の拡大にあると判断し、同分野における青年海外協力隊員による支援を要請するに至った。2014年1~8月に派遣されたコミュニティ開発JVの活動が高く評価され、後任による支援継続及び、他事業を通してスタッフの能力向上への助言が期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先スタッフの一員として同僚とともに働きながら、以下の活動を行う。
1.シアバター関連商品の販路開拓・商品開発に関する助言。
2.組織の強化を目指し、年間計画策定の助言や帳簿付けなどの指導。
3.保健・教育に関する事業の有効性や効率性についての取り組みを行う(改善点の指摘や他国の事例紹介等)。
4.母親向けの栄養指導を同僚等関係者と共に考える。
5.隣接した市にある別のローカルNGOとも知見を共有し、スタッフの能力向上に寄与するような活動を提案する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
石鹸加工機材、シアバター加工機材
4)配属先同僚及び活動対象者
協会長・男性40代
協会スタッフ12名(20代~40代)
シアバター製造女性グループメンバー約100名(20代~50代)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(スーダン・サヘル気候) 気温:(15~45 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(なし)
【特記事項】
住居は、同任地JVと同居の可能性もある。