2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56922B04)
募集終了

国名
カメルーン
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

初等教育省

2)配属機関名(日本語)

初等教育メフー・アファンバ県事務所

3)任地( 中央州メフー・アファンバ県ンフー市 ) JICA事務所の所在地( ヤウンデ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

初等教育省の県単位の機関で、地区単位に配置される視学官事務所を統括し、県内の公立・私立の幼稚園・小学校の運営フォロー、カリキュラム・指導技法の実践フォロー、現職員の研修等を行う。日本は、無償資金協力により1997~2013年に全国で小学校建設を行い、幅広く高い評価を受けている。任地では1サイトに計2校の小学校が建設され、2006年より累計9名の初等教育分野の隊員が派遣された。現在、初代の環境教育隊員が2024年10月まで活動予定のほか、小学校教育隊員1名が活動中である。市内の小学校135校のうち、教員養成校の実習先として指定される公立小学校4校は県事務所が直接管轄し、他は視学官事務所が管轄する。

【要請概要】

1)要請理由・背景

初等教育省は、セクター戦略に沿って教育の質の改善や指導体制の強化を図る中で、児童が自発的・能動的学習を通じてコンピテンスを身に付ける教育アプローチ等を導入。2018年度からはカリキュラムを刷新して環境教育も重視し始めたが、教員の認識不足、指導経験・技術の欠如、教材・教具の不足等々の課題はなかなか解消されていない状況である。環境教育においては、児童の正しい理解や行動変容を効果的に促すような授業や活動を定着させることを目的に、2015年より累計14名の環境教育隊員が4カ所の任地の小学校で活動を展開してきているが、教員による自立的な活動の継続には至っていない。活動の定着・普及のため、隊員には教員の主体性を重んじた支援の継続が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

活動先として選定する小学校の校長および同校を管轄する県事務所や視学官事務所の関係者の協力を仰ぎながら、以下のような活動を行う。
1.教員との協働で、主にカリキュラムに沿った環境教育に関する授業や活動を計画しながら、児童の自発的・能動的学習や行動変容を効果的に促進するような指導内容・方法や教材の使用の定着を図る。
2.既存の教員研修の機会を利用したり、授業研究や勉強会を開催したりしながら、環境教育の重要性に関する教員の意識向上や、上記の活動や教材の普及を図る。
3.他の教育分野の隊員等と連携して、効果やインパクトの高い共同活動を実施したり、活動成果の蓄積を図る。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4)配属先同僚及び活動対象者

【県事務所】
所長:男性50代、小学校教育担当教育技官:女性40代
スポーツ・課外活動課長:男性40代
【視学官事務所(市内1カ所)】
視学官:女性50代、教育指導員2名
【小学校(6年制)】
各校校長1名、教員4~6名、児童30~80名/クラス

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:教員へのアドバイスが必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(19~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】