要請番号(JL56922B05)
募集終了



・2023/3 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
中等教育省
2)配属機関名(日本語)
中等教育ニョン・ソー県事務所
3)任地( 中央州ニョン・ソー県ンバルマヨ市 ) JICA事務所の所在地( ヤウンデ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
中等教育省の県単位の機関で、県内の公立・私立の中学(4年制)・高校(3年制)の運営フォロー、カリキュラム・指導技法の実践フォロー、現職員の研修等を行う。また、市内にある初等教育の教員養成校も管轄している。当国の義務教育は小学校教育のみで、中学校から一般教育と専門教育で学校が分かれる。ンバルマヨ市内には、公立では一般と専門教育の中学校がそれぞれ3校と1校、一般教育の中高一貫校が3校、専門教育の高校が2校、私立校が10校ある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
中等教育省は、セクター戦略において理数科教科の強化を打ち出しており、一般教育において環境教育も重視し始めているが、教員の認識不足、指導経験・技術の欠如、教材・教具の不足等々の課題がなかなか解消されず、知識詰め込み型の授業の域を出ていない。当国ではこれまで、中等教育においては計4名、初等教育においては計10名の環境教育隊員が派遣された。生徒の環境問題への関心の向上、自発的・能動的な行動変容を効果的に促進するような授業や活動の定着・普及のため、隊員には教員の主体性を重んじた支援が期待されている。ニーズを探りながら、生徒が主体となって行う活動(環境クラブなど)の推進や特定の学校で導入されているCLEAN SCHOOLプロジェクトの実施のサポートも期待される。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
活動先として選定する学校の校長および県事務所の関係者の協力を仰ぎながら、以下のような活動を行う。
1.教員との協働でカリキュラムに沿った環境教育が含まれる教科(生物・地学、地理など)の授業や活動を計画しながら、生徒の自発的・能動的学習や行動変容を効果的に促進するような指導内容・方法や教材の使用の定着を図る。また、既存の教員研修の機会を利用したり、授業研究や勉強会を開催したりしながら、環境教育の重要性に関する教員の意識向上や、その活動や教材の普及を図る。
2.省指定の学校で実施されるCLEAN SCHOOLプロジェクトの効果向上を図る。
3.他の教育分野の隊員等と連携して、効果やインパクトの高い共同活動を実施したり、活動成果の蓄積を図る。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
【県事務所】
所長:男性50代、中等一般教育担当教育技官:女性50代
【中学・高校】
各校校長1名、生物・地学、地理教科教員各1~3名/校、生徒50名程度/クラス
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:教員へのアドバイスが期待される
[汎用経験]:
・環境関連活動の経験や知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(19~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)