【配属機関概要】

3）任地（ 西部州ンデ県バンガンテ市 ） JICA事務所の所在地（ ヤウンデ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 4.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

農業・村落開発省の地方出先機関であり、州事務所、県事務所の下部組織である。農業および農村開発に関する国家プログラムの実施を担い、地域の農村開発、農業振興・発展に寄与しており、郡内17の農業指導員支所を取りまとめている。年間予算は840,000CFA(約17万円)。
ンデ県事務所が管轄するコミュニティ教育・開発センター(CEAC)3か所にこれまでこれまでコミュニティ開発隊員が10名、県事務所に1名派遣された。現在、配属先となる郡事務所にコミュニティ開発の隊員が1名活動中である。
農業・村落開発省では、JICA技術協力プロジェクト「稲作振興プロジェクト(PRODERIP)」が進行中である。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先では農業経営者や共同事業グループ(GIC)など、住民組織から寄せられる多種多様な営農に関わる問い合わせについて、技術的な支援、相談を行っているが、十分な支援ができていない。また、昨今の燃料の高騰に伴う物価の上昇、特に輸入資材の価格の上昇が農民に大きな負担となっている。化学肥料や農薬の使用を減らすなど、調達コストを減らしながら効率的に生産量を増やし、市場で高値で取引できるような協力が求められている。
なお、同地域の農産物は、キャベツ、トマト、ピーマン、玉ねぎ、パイナップル、バナナ、とうもろこし、コーヒー、カカオ、アボガド、スイカ、カボチャ、各種芋類、レモン、オレンジ、ヤシ(パームオイル)など。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先スタッフ、地域団体などと協力して、農業生産者に対して以下の協力を行う。
・コンポストの制作支援として、現地で手に入りやすい材料を用いたボカシ肥料作りの普及、使用方法についての支援
・現地で入手可能なものを用いて効果的な病害虫対策についての支援
・農作物の特性、営農などの勉強会の開催

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:配属先長60代男性、スタッフ3名

活動対象者:
管轄の農業ポスト17か所、農業指導員17名
管轄エリア内の農業生産者など多数あり

【資格条件等】

[汎用経験]：

　・地域開発や地域活性化の知識や経験

【地域概況】

【特記事項】

同じ配属先の隊員と協働あり。
必要に応じて車両を借り上げて巡回指導を行う。