要請番号(JL56924B02)
募集終了



・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
初等教育省
2)配属機関名(日本語)
初等教育ジャ・ロボ県事務所
3)任地( 南部州ジャ・ロボ県サンメリマ市 ) JICA事務所の所在地( ヤウンデ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
初等教育省は、幼児教育・小学校教育を司る省であり、各州に州事務所、州を構成する各県に県事務所を配置している。配属先となる県事務所は、国の教育政策を実践する地方事務所として、県内の公立・私立の幼稚園・小学校の運営管理・指導、現職教員を対象とした能力強化研修実施、指導技法・カリキュラムの実践フォローなどを行っている。日本は、1997年から2013年に無償資金協力により各地に小学校建設を行い子どもたちの教育へのアクセス改善に貢献し、2006年から現在まで累計100名以上の初等教育分野の協力隊員を派遣し、子どもたちの情操を豊かにする教育の実践支援に取り組んできた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
カメルーンにおいては、初等、中等、高等教育が円滑に連携する教育システム構築が目指されており、幼稚園には小学校進学準備としての就学前教育を担う役割がある。他方、幼児の年齢に相応な遊びを通じた教育も、健全な心身や情操の育成に重要と認識され、カリキュラムにも組み込まれているが、教員がその重要性を十分に認識していなかったり、実践にあたっての知識や経験が不足していることにより、教室で十分に授業が実施されていない現状がある。かかる状況下、教員の技術や知識の幅を拡げ、より充実した授業が行われることを目指し、具体的実践手法などを紹介する隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先事務所と相談の上、活動する幼稚園を1~数園決め、巡回しながら、以下に挙げるような活動を行う。
1. カリキュラムに沿いながら、子どもがより学びを深め体得できるような具体的アイディア・手法・教材などを提案する
2. 提案したものについて、教員や生徒の反応を見て、より受け入れられ、より効果的なものに改善する
3. 隊員帰国後も教員が活動を継続できるような工夫をする
4 .教員研修の機会を利用するなどして活動先園以外の教員にも活動を普及する機会を創出する
5. 他の教育分野の隊員との情報・意見交換や、協働での活動を実施する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先: 所長、幼児教育担当教育技官、視学官
活動先: 幼稚園 (園長、教員、園児)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(幼稚園教諭)
(保育士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:教員へのアドバイスが必要なため
[参考情報]:
・幼児クラスでの指導経験必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(19~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)