要請番号(JL58725B09)
募集終了
| ・2026/2 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
スポーツ・生活環境省
2)配属機関名(日本語)
コートジボワールバレーボール連盟
3)任地( アビジャン自治区マルコリ市 ) JICA事務所の所在地( アビジャン自治区ココディ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先(HP)は当国のバレーボールの発展と普及、バレーボールを通じた人材育成を目的に設立された連盟である。国際オリンピック委員会、国際及びアフリカ連盟(CAVB)から認可され、西アフリカ8か国から編成されるCAVB・Zone3に所属している。連盟は、国内8つのエリアで国内大会やリーグ戦の運営、各クラブチームの支援、コーチ研修、ナショナルチームの選抜等を行っている。連盟長以下20名の役員が任命され、ビーチバレー責任者もいる。国内競技人口は約3,000名(27歳以下が約1,800名)。十数名程度、海外で活躍する選手もいるが、ナショナルチームの半数以上は国内選手で編成される。現在は世界ランキング圏外だが、Zone3の中ではガーナ、ナイジェリア等と上位を競っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
コートジボワールにおいてサッカーが最も人気のあるスポーツであるが、バスケットボールやバレーボールも人気スポーツの一つである。そのため連盟は、当地教育省とも覚書を結んでおり、体育の授業でバレーボールを実施する学校もあり、国内リーグが運営されていることや海外で活躍選手もいることで、バレーボールを継続する若者が増えている。他方、バレーボールの更なる普及、競技レベルの向上に関しては指導者が足りておらず指導者の育成が課題となっており、JICA海外協力隊(以下、隊員)の要請に至った。アビジャンリーグは2リーグ制となっており、一部リーグに男性クラブ10、女性クラブ8が所属。二部リーグには男性クラブ14、女性クラブ10が所属している。近年、バレーボールの世界大会でも活躍する日本人選手は当地でも知られており、隊員に対する期待は大きい。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
バレーボール連盟の関係者と相談しつつ、以下の活動を行う。
1.アビジャン区内の地域クラブを巡回し、現地の指導者と共に指導を行う(クラブの活動は夕方開始が多い。水曜午後、土曜日は学生が集まる。区内には42クラブあるため、連盟と相談し巡回先を選定する)。
2.国際大会前に開催されるナショナルチームやクラブチームの合宿で技術部長の指導を補佐する(期間限定だがシニア、ジュニア、ユースのカテゴリーあり)。
3.余力があれば、学校や地方などを巡回して、国内のバレーボール普及に貢献する。
※活動の対象が幅広いため、連盟と相談して活動対象を絞る事も可能。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
アビジャン区内に点在する各クラブの練習場
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:連盟長(40代・男性)、副連盟長7名、事務次官(40代・男性)。技術部長(男性)、ビーチバレー担当者等、計20名。各チームのコーチ陣(男性が多いが、女性指導者も存在する)、ドイツ人ボランティアコーチ
活動対象者:10歳以上のバレーボール選手
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:指導に経験が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・2002年、内戦等による治安悪化に伴う全隊員の退避以来の派遣で、本募集期からの募集再開となる。
・多くの民族が存在しているが、活動及び生活はフランス語のみで可能である。
・居住地はマルコリ市を想定しているが、活動においてはタクシー等でアビジャン自治区内の地域クラブを巡回する。





