要請番号(JL60321A01)
募集終了
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務省
2)配属機関名(日本語)
ジブチ清掃公社
3)任地( ジブチ市 ) JICA事務所の所在地( ジブチ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ジブチの内務省下に置かれるジブチ清掃公社は、主に、ジブチ市内の家庭ごみの回収や、市内の道路やロータリーの清掃及びメンテナンス、道路上に設置する行事に関する横断幕や装飾等を管理する公的機関である。2014年には、日本の無償資金協力により、同公社に廃棄物処理に係る重機やゴミ収集車が供与され、それらは現在も市内で活用されている。他国組織からの支援では、トルコ(廃棄物運搬用ダンプカーや廃棄物用コンテナの供与)や、EU(ジブチ郊外の廃棄物処分場の設置)、フランス開発庁(機材維持管理ワークショップ)などがある。同公社の年間自己予算は1,070,148,260DJF`(2019年)、政府からの補助金は44,145,000DJFとなる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ジブチ清掃公社は、主にジブチ市の家庭ごみや他廃棄物の回収作業において、廃棄物処理に係る重機やダンプカー、ゴミ収集車を活用しているが、ジブチの過酷な環境下(酷暑や道路の未整備等)では、通常利用する以上に故障や不具合が多発する状況である。上記修理等に対応する自動車整備や溶接担当の職員は置かれるものの、彼らの知識や技術は十分でない側面も多く、また新しい技術を習得する機会も少ない。よって、今後適切にメンテナンスを行い、継続的に機材や車両を活用するため、上記職員の技術や知識の改善・強化がJICA隊員に求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の各種車両等が保管されるガレージにて、修理や整備を担当する同僚と連携しながら、主に以下の活動や支援を行う。
1. 同僚の日常業務を側面支援する中で、所有する機材や車両の使用状況、整備状況、同僚の知識や技術レベル等について状況把握を行う。
2. 各種機材や車両の修理・整備において、改善・強化のために必要となる知識や技術を同僚に共有し、整理整頓やメンテナンス等の定着化を工夫する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パッカー車(約30台)・マルチローダ(約10台)・ホイールローダ(3台)・カーゴトラック(約30台)・レッカー車(2台)・散水車(1台)・路面清掃車(2台)・トレーラー車(1台)・コンパクタ(2台)・ブルドーザ(1台)・シャベルカー(1台)・メンテナンス機材 ※日本の無償資金協力の供与機材(TOYOTA,HINO,ISUZU)
4)配属先同僚及び活動対象者
・局長(1名)
・副局長(1名)
・ガレージ管理長(1名)
・自動車整備担当(20名)
・溶接担当(2名)
・電気自動車整備担当(2名)
・タイヤ整備担当(2名) 以上、30~50代
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士)
[性別]:(男性) 備考:配属先の希望
[学歴]:(専門学校卒) 備考:配属先の希望
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:技術指導が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(22~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・政府住宅を含めた住居の電気・水道設備の老朽化による不具合の発生(月1~2回)。
・6~8月は最高気温45度以上を記録することがある。
・政府居等の確保状況により同性間で同居の可能性あり。