2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL60321A02)
募集終了

国名
ジブチ
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育・職業訓練省

2)配属機関名(日本語)

中等教育視学官事務所

3)任地( ジブチ市 ) JICA事務所の所在地( ジブチ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

中等教育視学官事務所は、ジブチ国内の公立中学校(首都16校・地方14校)及び、公立高校(首都10校・地方5校)を管轄する。事務所は、仏語、英語、アラビア語、数学、歴史・地理、生物・地学、物理・化学、体育の8教科に分けられ、各種業務が行われている。配属先は体育科に係る業務を取り仕切り、視学官と教育技官が配置される。主な業務は、教員の任用、教員研修、中学・高校終業試験、教材の調達・配布、カリキュラム改定等である。同配属先には、2018年度3次隊で初代隊員が配属されたが、Covid-19の感染拡大に伴う本邦待機を経て、再赴任に至らず任期終了となった。同隊員との活動を通し、配属先関係者からは隊員に対する理解と評価を得ている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

中学校の体育教育は、指導内容が特定の競技の実践に限られ、生徒の心身の鍛錬に資さない、設備や用具が不足し管理が不十分などの課題が確認される。日本の無償資金協力でジブチ市内に建設されたフクザワ中学校には、2代の体育隊員(2015年度1次隊・2018-1次隊)が派遣され、後者は、中等教育視学官事務所・体育科派遣の前任隊員と連携し、体育科視学官やジブチの教科書・教材作成機関の関係者との連携の下、中学校の授業で扱う競技指導マニュアルの作成を試みた。Covid-19の感染拡大に伴う緊急帰国により、最終化の作業は完了しなかったが、今後、フクザワ中学校に派遣される3代目隊員との連携で、同マニュアルの最終化とジブチ市内中学校での活用が期待され今回の後任要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先や関係機関関係者への相談・連携の下、主に以下の活動を通し、ジブチの中学校における体育教育の質の向上を目指す。
1.中学校の体育教員の授業において協働する中で実際の指導状況を把握するとともに、現場で受け入れられやすい日本の中学・高校での取り組みを紹介する。(競技実践に至るまでの技術指導や、環境整備に関わる整理整頓など)
2.前任の隊員から引き継いだ競技指導マニュアルについて、配属先長への相談、及び教科書・教材作成機関(教育省管轄)関係者との連携の下、同マニュアルを最終化する。
3.配属先長への相談の下、承認された競技指導マニュアルの効果的な活用方法を検討し実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先:事務机・椅子
各中学校:学校により設備、用具の保有・整備の状況は異なる。

4)配属先同僚及び活動対象者

・視学官:1名(男性40代)
・教育技官:7名(38-50代、学位取得2、博士号取得5)
・各校体育教員:(男女20-40代、学位取得レベル)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先の希望

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:指導が求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(22~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・政府住宅を含めた住居の電気・水道設備の老朽化による不具合の発生(月1~2回)。
・6~8月は最高気温45度以上を記録することがある。
・政府居等の確保状況により同性間で同居の可能性あり。