2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL60321A11)
募集終了

国名
ジブチ
職種コード 職種
H132 公衆衛生
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ディキル保健センター

3)任地( ディキル市 ) JICA事務所の所在地( ジブチ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 35.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ディキル保健センターは、ディキル州内8ヶ所の保健センターを管轄する病院である。一般診療科、救急診療科、産婦人科、小児科、栄養失調児治療科、結核予防センター、眼科の診療科等を備え、入院病棟には一般患者ベット37床、結核患者用ベッド29床、小児科病棟ベッド16床が設置されている。これまで、コミュニティ開発、保健師、看護師の隊員が派遣され、2019年1月から看護師隊員が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ディキル州はジブチ国内で最も面積が大きく、都市部と村落部の医療格差拡大の課題を抱えている。特に村落部では栄養不良や下痢、呼吸器感染症などの予防可能な疾病が多いが、住民の基礎的な保健知識に乏しく、また都市部の住民は高血圧や糖尿病、心臓病などの慢性疾患の患者も多く、生活習慣病予防啓発が必要である。これまでの隊員は、栄養不良の改善や衛生的指導を中心とした地域住民への啓発活動を行うとともに、村落部への巡回診療などを行った。また栄養改善を目的とし、センター敷地内の菜園での栄養価の高いモリンガ栽培を試みた。センターの運営強化するための支援も期待されており、保健の専門分野だけではなく、組織運営にも関心を持つ隊員が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と協力した以下の活動が期待されている。
1.患者や地域住民の栄養や衛生に関わる意識や知識を高め、疾病予防を習慣づけることを目指した保健指導や啓発内容の検討と実施。
2.5SKAIZENなどを通した配属先組織の運営改善やサービス向上の提案。
3.モリンガ栽培をはじめとする栄養改善のための方策の検討と提案。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

・事務机・病院施設、病院内菜園等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:センター長(医師30代男性)・医師(20~30代男性2名)・看護師長(40代男性1名)・看護師(20~50代19名、内女性1名)臨床検査技師(男性3名)・放射線技師(男性2名)

活動対象者:来院患者(特に栄養不良母子)・地域住民(特に母親や子ども)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:専門知識が必要であるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:組織改善も求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(22~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・政府提供住宅の老朽化による電気・水道等の不具合が頻繁に確認されている。
・政府提供住宅の確保状況により同性隊員と同居の可能性あり。
・6~9月は最高気温45度以上を記録することがある。