2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL60321A13)
募集終了

国名
ジブチ
職種コード 職種
D222 溶接
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育・職業訓練省

2)配属機関名(日本語)

工業・商業高校

3)任地( ジブチ市 ) JICA事務所の所在地( ジブチ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は全国に7校設置されている公立技術高校の一つで工業部と商業部からなり、2~3年制で各種コースが実施されている。生徒は約1,600名、教員は約140名。工業部は機械工学、電気工学、土木工学の3分野に別れ、機械工学分野は、金属加工、自動車整備、自動車電機、電子機械、大型車両操作の5つの学科に分かれる。フランス開発庁や世界銀行などの国際機関から機材供与を受けており、また学校長は2017年に職業訓練に関するJICA本邦研修の参加者である。過去に自動車整備隊員3名、建築、板金、電子機器の隊員が1名ずつ活動し、他、首都の職業訓練センターに配属された溶接隊員(2017-1次隊)が同工業・商業高校でも支援活動を実施した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ジブチはアフリカの角地域の物流の要所として、今後経済の中核となると予想される港湾・鉄道・道路などの産業において、労働者の需要が高まりつつある。しかし、労働者の技術力が低いため雇用機会は十分になく、特に、若年層の失業率は約7割と深刻な状況である。よって、技術高校において即戦力となる質の高い労働力を提供する役割が期待され、より実践的な職業訓練の実施や資格制度を整備したりする改革が行われている。学校長は、過去に配属された隊員の高い技術と貢献を評価し、本邦研修で学んだ5Sカイゼンの実践に意欲的に取り組んでいる。現状下、溶接の新しい技術に関わる知識や実践の経験が不足する金属加工科の教員・生徒の能力を強化し、また5Sカイゼンの定着を支援することを目的とた隊員が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

学校長をはじめとする学校関係者と協力した、以下の活動を実施する。
1.教員や生徒に対する溶接技術指導を行う。
2.技能コンクール等、生徒の学習意欲を高める方策を講じる。
3.生徒の就職支援につながる情報収集を教員と協力して行う。
4.教室である作業場の資機材の適切な管理のため、5Sカイゼンの活動を導入し定着を図る。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

アーク溶接機5台・ボール盤1台・三本ロール1台

4)配属先同僚及び活動対象者

・校長(男性40歳代)
・金属加工科教員(男性3名25-35歳、専門大学卒)
・生徒(3学年40-50名程度、男子16歳以上)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:技術指導が求められる

[参考情報]:

 ・アーク溶接特別教育修業

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(22~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・政府提供住宅の老朽化による電気・水道設備の不具合が頻繁に確認されている。
・政府提供住宅の確保状況により同性隊員と同居の可能性あり。
・6~9月は最高気温45度以上を記録することがある。