要請番号(JL60322B08)
募集終了



3代目
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国民教育・職業訓練省
2)配属機関名(日本語)
工業・商業高校
3)任地( ジブチ市 ) JICA事務所の所在地( ジブチ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は全国に7校設置されている公立技術高校の一つで工業課と商業課が設置され、2~3年制で各種コースが実施されている。生徒は約1,600名、教員は約140名。工業課は機械工学科、電気工学科、土木工学科が設置され、機械工学科は、自動車整備、自動車電機、金属加工、電子機械、大型車両操作の5つのクラスに区分されている。フランス開発庁や世界銀行などの国際機関から機材供与も受けており、学校長は2017年に職業訓練に関するJICA本邦研修の参加者である。JICA協力隊員はこれまでに自動車整備隊員3名、建築、板金、電子機器の隊員が1名ずつ活動を行った。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ジブチはアフリカの角地域の物流の要所であり、経済の中心となる港湾・鉄道・道路などの産業において、労働者の需要が高まっている。しかし、労働者の技術力が低いため雇用機会は限られ、特に、若年層の失業率は約7割と深刻な状況である。技術高校では即戦力となる質の高い労働力を提供する役割が期待されており実践的な職業訓練の実施や資格制度の整備等の改革が行われている。学校長は過去に配属された隊員の高い技術による貢献を評価し、また本邦研修で学んだ5Sカイゼンの実施に意欲的に取り組んでおり、自動車整備に関する最新の技術を指導するための隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
学校長をはじめとする学校関係者と協力した以下の活動を実施する。
1.教員や生徒に対する自動車整備技術指導。
2.技能コンクール等、生徒が技術習得意欲を高める指導法の策定と実施。
3.生徒の就職支援につながる情報収集。
4.教室および作業場の資機材の適切な管理、5Sカイゼン活動の導入。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
インジェクションポンプテスタ2台・OBD診断器(BOCH)2台・バッテリチャージャ1台・タイヤチェンジャ1台・ホイールバランサ1台・オルタネータスター・タテスタ1台・各種電装機器テスタ等
4)配属先同僚及び活動対象者
・校長(男性40歳代)
・車両整備科教員(男性4名、うち2名は自動車電機科教員を兼務、女性2名25~35歳、専門大学卒)
・自動車整備科生徒(3学年120名程度、男子16歳~)
・自動車電気科生徒(2学年40名程度、男子・女子16歳~)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
フランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:技術指導が求められる
[参考情報]:
・ディーゼル車の豊富な整備経験を有する方
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(22~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同性隊員と同居の可能性あり。