【配属機関概要】

3）任地（ ウォレ・ンテム州オイエム市 ） JICA事務所の所在地（ リーブルビル市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 8.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

ウォレ・ンテム州アカデミー局は、州内にある就学前・初等及び中等教育機関を監督し、運営指導、教育課程・計画の作成指導、統計の作成、教員等への研修を行っている。州内管轄下には、公立小学校115校、カトリック系小学校72校など全252校がある。同局には、幼児教育JVが3代、小学校教育JVが1代派遣されている。同州では、アメリカの援助による小学校建設が行われている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

当国においては、2005年の派遣開始当初より幼児教育JVを派遣してきた。一方、小学校教育は2014年に初代JV/SVの派遣が始まったばかりである。国民教育省は初等教育のカリキュラムに体育、図工、音楽を組み込んでいるが、教育現場においては体育、図工、音楽に対する認識不足、教員の指導技術不足、教材不足などの理由であまり実施されていない。そのため、これらの科目の内容改善を主な目的とする支援が求められている。前任者は、教育顧問・校長・教師たちを対象に、体育・算数・歌の教授法などにおいて授業改善にかかる講習会を開催している。初代JVの活動を引き継ぎ、継続した授業改善支援が期待され、本要請に至った。

2）予定されている活動内容（以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます）

配属先局長、視学官、教育顧問、校長などと協力し、以下の活動を行う。
1. オイエム市内の小学校(公立9校、私立4校)において体育、図工、音楽の授業を教員と協働で実施しながら、教員の知識及び指導技術向上に協力する。
2. オイエム市外の小学校でも、体育・図工・音楽の授業改善にかかる講習会を実施する。
3. 必要に応じて算数等他の教科の授業の質の向上に取り組む。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先の机、椅子

4）配属先同僚及び活動対象者

局長1名、女性50代
視学官4名、男性 50代
教育顧問6名 男性・女性 20～50代 30～40代
教員(州全体) 1485名

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

住居は、同性JICAボランティアと同居となる可能性があります。(JVのみ)
※ガボン国への派遣については、同国の今後の治安情勢の動向を見極めながら、その都度安全確認を行った上、最終的な派遣を決定しますので、派遣の延期や中止もありうる点、ご理解の上で応募願います。