【配属機関概要】

3）任地（ エスチュエール州カンゴ市 ） JICA事務所の所在地（ リーブルビル市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

エスチュエール州アカデミー局は、州内にある就学前・初等・中等教育機関を監督し学校運営指導、カリキュラムの策定、各種教育統計の作成、管轄地域内に勤務する教員への指導能力向上研修等を行っている。同局が管轄するカンゴ市の小学校は23校である。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ガボンは周辺のアフリカ諸国と比べると初等教育における就学率、識字率は高い水準にある。しかし、進級試験において毎年、一定数の児童が落第し留年している現状がある。特に基礎的な算数計算能力の向上は全国的な課題であり、基本的な四則計算能力の向上は最重要課題である。併せて音楽、体育、図工も教員の教科に対する認識や指導技術不足により十分には行われていない状況にある。このような背景のもと、同分野の指導技術が確立されている日本の海外協力隊による支援が要請された。また、児童・生徒の健康・体力向上促進のため体育や運動会開催の支援も期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

地域のパイロット校を中心として配属先の指導主事、校長、教員と協力して以下の活動を行う。
1.百ます計算やJICA作成の算数マニュアルなどを用いた基礎的な四則計算の指導法を教育関係者に紹介するとともに、児童に対しても計算能力向上指導を行う。
2.体育、音楽、図工の教科について指導法の紹介と実践を行いながら運動会開催につながる準備をする。
3.学校菜園プログラムにおいて基礎的な栄養指導に協力する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

JICA作成算数マニュアル、現地教科書、教室、運動道具

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:パイロット校校長、指導主事、教員(約20名)

活動対象者:指導主事、教員、児童(約200名)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】