要請番号(JL60922B12)
募集終了
3代目
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健社会問題省
2)配属機関名(日本語)
国立輸血センター
3)任地( エスチュエール州リーブルビル市 ) JICA事務所の所在地( リーブルビル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
保健社会福祉省が管轄する国内の輸血にかかわる業務(輸血推進・輸血製剤の製造・保管・配布など)を一括して管轄・運営する国立の医療機関である。主な業務は、首都の医療機関で必要な血液製剤の製造・管理及びそれら製剤の国内機関への配布、採血後の血液生物学検査の実施、献血促進に関わる活動である。同センターの年間予算は1億円~1億2千万円(2016年以降減額の傾向にある)。センターに所属する全職員は約130名。ガボン国内の医療施設では初めてのケースとして、2015年に輸血の安全性と品質管理が認められ、国際規格ISO9001を取得している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
輸血センターにおける医療従事者の知識・技術力などは一定水準にあるものの、血液製剤の安全性の確保や更なる検査の信頼性向上が望まれる。初代ボランティアは、検査技師の技術・知識向上のための助言や検査作業効率化を目指したマニュアル改訂支援等を行った。2代目ボランティアは、更なる技術と医療サービスの質の向上を目指して、課題抽出と改善点の整理をカウンターパートと一緒に行っている。利用者が満足し、国際基準を満たした安全かつ高品質の医療サービスを今後も提供していくために、隊員派遣の要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚などと共に、主に以下の活動を行う。
1.検査効率や作業効率向上の為の助言や知識の共有
2.血液製剤の質の改善のための助言
3.センター内の適正な機材管理(検査機器や試薬含む)のための助言や提案
4.検査技師の知識醸成のための助言や日本の技術の紹介
5.必要に応じた臨床検査マニュアル改訂の支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、いす、PC、整理棚、大型冷却遠心機、検体用遠心機、感染症検査用分析装置(cobas 6000、Vidas、EVOLIS )、血液保管専用冷蔵庫、血液保管専用冷凍庫
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:センター長1名(30代、男性)、医師、臨床検査技師(22名)、事務職員等
カウンターパートは臨床検査技師主任
活動対象者:輸血センター職員、献血者
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(臨床検査技師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先からの要望
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:輸血検査の経験があると良い
[参考情報]:
・品質マネジメントシステムの知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)