2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL60923A01)
募集終了

国名
ガボン
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育省

2)配属機関名(日本語)

エスチュエール州アカデミー局

3)任地( エスチュエール州カンゴ市 ) JICA事務所の所在地( リーブルビル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

エスチュエール州アカデミー局は、州内にある就学前・初等・中等教育機関を監督し学校運営指導、カリキュラムの策定、各種教育統計の作成、管轄地域内に勤務する教員への指導能力向上研修を行っている。同局が管轄するコモ・カンゴ県内の小学校(幼稚園併設)は23校である。児童の四則計算能力向上に注力している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ガボンは周辺のアフリカ諸国に比べると初等教育における就学率、識字率は高い水準にある。しかし、進級試験において毎年、一定数の児童が落第し留年している現状がある。原因として基礎的な算数計算能力が乏しいことが指摘されている。このことから基本的な四則計算能力の向上が全国的な最重要課題とされている。また体育、音楽、図工はカリキュラムには入っているものの、教員の教科に対する認識や指導技術不足によりほとんど行われていない。このような背景のもと、同分野の指導技術が確立されている日本の海外協力隊による支援が要請された。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

活動地域のパイロット校(2校)を巡回し、活動先の指導主事、校長、教員と協力して以下の活動を行う。
1.高学年を対象に百ます計算やJICA作成の算数マニュアルなどを用いた基礎的な四則計算の指導法を教育関係者に紹介するとともに、児童に対しても計算能力向上指導を行う。
2.低学年を中心として体育、音楽、図工の教科について指導法の紹介と実践を行う。
3.他の教育分野隊員と協力・連携して算数や情操教育についての指導法や紹介セミナーを開催する。
4.楽しみながら学ぶという環境づくりを提案し支援をする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

JICA作成算数マニュアル、現地教科書、教室、運動道具

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:パイロット校校長、指導主事、教員(約20名)

活動対象者:指導主事、教員、児童(約300名)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先からの要望

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先からの要望

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居や活動先小学校は幹線道路や大きな市場からタクシーで約5~10分ぐらいのところにあるが、最低限の食料や日常生活用品は徒歩圏内でそろえることができる。