要請番号(JL60924A10)
募集終了



4代目
・2024/3 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
国際財団ランバレネ・アルベルト・シュバイツアー病院
3)任地( モワイエン・オグエ州ランバレネ市 ) JICA事務所の所在地( リーブルビル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ガボンのランバレネで地域医療活動に生涯を捧げたシュバイツアー博士の医療活動の精神を受け継ぎ、1981年に現在の病院が建設された。同病院には、総合外来科・緊急外来科・外科・手術部・小児科・産婦人科・母子保健科・精神科・放射線科・検査室・歯科・薬局等が設置されているほか、幼稚園・小学校・博物館なども同敷地内に存在する。外来受診者は1日あたり平均50名。活動資金の殆どは、主に国際組織からの資金援助が基となる財団から供与されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同病院には日本の支援として、草の根・人間の安全保障無償資金協力「減菌処理室機材整備計画」、「救急車供与計画」、「小型焼却炉整備計画」やJICA海外協力隊派遣(看護師他)により、5Sカイゼン、患者接遇改善などを行ってきている。医療従事者の知識・技術力は一定水準にあるものの、更なる医療サービスの質の向上が求められている。臨床検査室では、血液検査、感染症検査(免疫学的検査)及び生化学検査が行われており、2022年12月まで派遣されていた隊員は、5Sカイゼンを導入し環境整備を目指して助言・提案をしながら、感染症予防の啓発活動を実施した。同室における更なる業務改善を図る為、継続した隊員派遣が要請された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の同僚等とともに、主に以下の活動を行う。
1.検査室において血液検査(マラリア、フィラリア、血算、凝固関連、血糖、肝機能、蛋白、電解質、HIV、HCV、HBV、梅毒、クラミジア、血液型、クロスマッチ等)など日常業務に関するサポート
2.検査効率化や精度の向上のための助言・提案
3.5Sカイゼンによる環境改善
4.感染症予防啓発を通じた地域医療サービスの向上のための助言・提案
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
遠心分離器、光学顕微鏡、自動血球計数装置、自動免疫携行測定装置、CD4/CD8測定装置、生化学・免疫分析装置、PT/TCA測定装置、梅毒トレポネーマ抗体判定量キット、ピペット、手袋、タイマーなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:病院長1名(男性)、病院管理者 1名(男性)、医師15名(うち2名はインターン)、助産師14名、看護師118名、臨床検査技師6名、看護助手4名(男・女30代~50代)
活動対象者:同僚、臨床検査技師、来院患者、献血者
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(臨床検査技師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先からの要望
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先の意向
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同病院検査室では、血中寄生虫検査(マラリア、フィラリア)、血液学的検査(血算、凝固関連検査)、生化学的検査(血糖、肝機能、蛋白、電解質等)、免疫学的検査(HIV、HCV、HBV、梅毒、クラミジア等)、輸血検査(血液型検査、クロスマッチ)、尿検査(試験紙法にてPH、蛋白、糖のみ)、献血、微生物検査が行われているため、これらの検査知識と経験を有するとなお良い。