要請番号(JL60925B01)

・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
オマール・ボンゴ大学附属オウェンド病院
3)任地( オウェンド市 ) JICA事務所の所在地( リーブルビル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2016年に国立大学附属病院として設立された第三次医療機関。外科、整形外科、耳鼻咽喉科、産婦人科、小児科、救急部門等があり、人口約96,000人のオウェンド市における地域医療の中核機関として重要な役割を担っている。病床数は約200床、医師約75名。また、保健省の政策では、同市が位置するエスチュエール州の複数の中核病院のうち、特に外科及び整形外科の専門性に重点を置く医療施設に指定しており、両科と連携した理学療法科も重要な位置づけとなっている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
理学療法科では、小児から高齢者までの幅広い年齢層の患者を対象に、交通事故や労働災害による骨折、外傷や神経損傷、肥満に起因する関節痛、高齢期における身体障害などへの治療を行っている。同僚の理学療法士は、モロッコやセネガルといった近隣諸国で専門教育を受けた人材であり、一定水準の知識および技術を有しているが、施術の方法や内容には個人差が見られる。また、外来患者は多い日で1日15ー20名を超えることもあり、慢性的な人員不足も課題である。このような背景から、限られた時間の中での施術の適正化と質の向上を図るため、カルテの整備や勉強会の実施等を通じて支援することのできる隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
理学療法科の担当医師及び同僚の理学療法士とともに以下の活動を行う。
1. 外来患者に対する理学療法を実施する。
2. 同僚理学療法士の施術の適正化と質の向上を図るため、カルテへの記載内容についての助言や定期的な勉強会等を実施する。
3. 必要に応じて患者の訓練円滑化のための掲示物の整備、ホームエクササイズの提案等を実施する。
4. その他、同科及び病院内で必要とされている業務改善について、担当医師等へ提案し実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
歩行器、訓練用階段、上肢受動運動器、経皮的電気神経刺激器(TENS)等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
理学療法科専門医 1名(30代、女性)、理学療法士8名(20-30代、男性及び女性)、言語聴覚士2名(30代、男性及び女性)
活動対象者:外来患者
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚への助言のため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先からの要望
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)