2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL60925B04)
募集終了

国名
ガボン
職種コード 職種
G119 卓球
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

青少年・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

ガボン卓球連盟
N

3)任地( リーブルビル市 ) JICA事務所の所在地( リーブルビル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ガボン卓球連盟はガボンにおける卓球の普及と振興を統括する競技団体である。国内各地に約15のクラブチームが点在しているが、首都リーブルでは現在3つの主要なクラブチームが活動している。ナショナルチームの目標としては、まずは中部アフリカ地域の国際大会でメダルを獲得することであり、エリート育成に本格的に取り組み始めている。また近年では、組織力強化と広報活動にも着手しており、中長期目標の下での組織運営とSNSを通じた広報活動を活発に行なっている。また、指導者を中国に派遣して研修を受けさせるなど指導力の底上げを目指している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ガボン卓球連盟は中長期的な目標として中部アフリカ地域の国際大会でのメダル獲得を通じ、より大きな国際大会への出場枠を獲得することを目指している。国としての総人口が240万人と近隣諸国に比べて圧倒的に少なく、ポテンシャルのある人材発掘と育成が大きな課題となっている。そのために、トレーナー、コーチの指導力向上を通じたナショナルチームの競技力の向上、選手の個性に応じたプレースタイルの検討とアドバイス、SNS広報等を含む卓球競技者を増すための様々な取り組みが期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

クラブチームを巡回し練習に参加しながら下記項目を実施する。
1.各クラブチームのトレーナーやコーチと練習メニューを検討・実践する。
2.ナショナルチームの競技力向上のための練習メニューを検討・実践する。
3.国際大会でのメダル獲得に向けて若いタレントの発掘と成長を後押しする。
4.連盟の計画に基づいて、選手同士が互いに高めあえる環境を作り、ガボン全体の卓球レベルを底上げする。
5.ガボンにおける卓球普及に向けて近隣の小中高校での卓球紹介や連盟のSNS等を通じた広報を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

卓球台、ネット、ラケット等(市内スポーツショップで廉価な卓球用品は入手可能)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:ナショナルチーム監督:60代
テクニカルディレクター:50代

活動対象者:男女含めて10才代から40才代(クラブチームにつき20名前後)、パラ卓球選手も練習に参加することがある

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(JSPO公認コーチ1(旧指導員))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:カウンターパートとの関係

[経験]:(指導経験)3年以上 備考:指導者への助言が求められるため
    (競技経験)5年以上 備考:手本をみせるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

青少年やナショナルチームの選手たちの成長のための気づきを促せる教育者としての側面も期待されている。練習は夕方から夜にかけてとなるため、日中は近隣の学校を巡回して卓球の紹介、SNSを通じた広報活動の実施など、若年層の卓球人口増加に向けた幅広い取り組みが求められる。