2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL61816B09)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育省

2)配属機関名(日本語)

アバラジャヌ学区事務所

3)任地( アナラマンガ県アバラジャヌ郡アバラジャヌ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリボ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、国民教育省アナラマンガ県事務所に管轄される郡レベルの教育省出先機関であり、アバラジャノ学区内の幼稚園・小学校・中学校・高校全750校(計約9万人の児童・生徒)の教育行政を担っている。市内を23の地区に分け地区教育事務所(ZAP)を設置し、各ZAPが管轄の学校を監督している。年間予算は約51万円。アナラマンガ県は、2016年6月に開始されるJICA技術協力プロジェクト「みんなの学校:住民参加による教育開発プロジェクト」のパイロット県となる。JV派遣は初めてである。同配属先からは小学校教育JVの要請も上がっている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国の初等教育へのアクセスは2012年には73.4%に達するなど改善の傾向にある。一方で初等教育修了率が68.5%(2013年)と非常に低く、初等教育の質に大きな課題を抱えている。同国の教育省では、これら初等教育の質が低い原因として、脆弱な教育行財政、教授法の質の悪化、地域やコミュニティ離れによる学校の機能不全などをあげており、これらの問題に対処するためには、コミュニティ参加による教育行政強化が必須であるとしている。JVにはJICA技術協力プロジェクトである「みんなの学校プロジェクト」と連携・調整しながら、学校運営の基盤となる「学校運営委員会」の機能化や同委員会が作成する学校活動計画の策定・実施支援を行うことにより、コミュニティ参加による教育開発支援や児童の学習環境の改善に資することが期待される。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の学校運営委員会担当者や同委員会関係者と連携して、管轄する小学校の学校運営委員会を巡回し、児童の学習環境を改善するために、以下の活動を行う。

1.学校運営委員会の活動をモニタリングし、現状の把握と課題の抽出を行う。
2.学校運営委員会(FEFFI)とコミュニティが共働して作成する「学校活動計画」の作成と実施に対する側面支援を行う。
3.学習環境改善に向けた活動(例:校内清掃・美化、衛生環境改善啓発、学校イベント等)を提案する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

過去のJVが作成した、手洗い・栄養啓発の教材やDVD、プロジェクトで使用する学習支援ツール、他国で活用されている学習支援ツール等を利用することができる。

4)配属先同僚及び活動対象者

・学区事務所長:40代男性
・各地区教育事務所(ZAP)
・対象となる各学校長、教員、学校運営委員会メンバー、保護者等

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(8~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

任国でのコミュニケーションはマダガスカル語で行う。活動は自転車の他、公共交通機関を利用して巡回する。同任地に配属予定の小学校教育JVとの連携も期待される。活動対象校は配属先と話し合って決定する。