要請番号(JL61816B10)
募集終了

・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大統領府付農業・畜産省
2)配属機関名(日本語)
アナラマンガ県農業・畜産局
3)任地( アナラマンガ県アバラジャヌ郡アンブイマナンブラ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリボ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、農業普及・指導や村落開発に資する事業を実施している。同事務所はJICA技術協力プロジェクト「コメ生産性向上・流域管理プロジェクト(PAPRIZⅡ:2015~20)」の協力機関で、同地域ではプロジェクト活動が展開されている。また農民の生活向上を目指し、日本の農村開発手法である生活改善アプローチを用いて、農民自身で取り組んでいく生活改善運動の普及に取り組んでいる。2016年度暫定予算は408万円である。同配属先は本要請の他、県内の他地域で生活改善運動の普及を目指したJVの派遣要請をしている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国のJICA元研修員が中心となり、住民が持っているリソースを活用した生活の質改善や収入創出を目指して生活改善活動が自発的に行われ、2008年よりJICA事務所が同取り組みの支援をしている。配属先は日本の農村地域開発手法である「生活改善アプローチ」の有効性を認識し、農村部の住民の生活向上や生産活動を促進する目的で、同手法を実践している。普及を目指し研修等は行うものの、現場でのさらにきめ細かい観察や事例収集、同アプローチの実践を直接的にサポートできるJVの要請が挙げられた。地域住民による生活改善運動の普及と定着を目指し、JVは住民の生活の実態やリソース調査、ニーズの把握、具体的な生活の質改善や収入創出や向上につながるようなアイデアの提案や活動の普及と拡大に資する活動が期待される。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先生活改善担当者や村の普及員と協力し、生活改善グループを対象に以下の活動を行う。
1.農民の生活実態や家計を調査・把握し、ニーズと改善の可能性を探る。
2.住民のニーズに対して、生活改善のためのアイデアを提案したり、活動や研修の実施支援を行う。
3.農業、栄養、保健、衛生、教育等の分野における活動との相乗効果を出すためのアイデアを提案する。
4.活動事例等をまとめ、同活動の継続と普及のための体制を整える。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先備品。JICAが作成した生活改善にかかわるDVD・パンフレット・資料。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長:50代男性
配属先事務所員70名
郡開発普及員(CIRDR)
活動対象地域の住民グループ、生活改善普及員、村長
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(8~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
任国でのコミュニケーションはマダガスカル語で行う。活動は自転車の他、公共交通機関を利用して巡回する。他地域のコミュニティ開発JVとの連携も期待される。