2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL61822A03)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・畜産省

2)配属機関名(日本語)

ヴァキナンカラチャ県農業・畜産局

3)任地( ヴァキナンカラチャ県アンチラベ郡アンチラベ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリボ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、農業・畜産省の出先機関で、ヴァキナンカラチャ県において農業普及・技術指導や村落開発事業を実施している。同局は、農業、畜産、情報処理・評価、農業統計等の部署に分かれ、県内にある7つの農業・畜産支所を管轄している。年間予算は380万円。同県は、マダガスカルの中央高地にある野菜栽培・果樹栽培・稲作が盛んな地域で、JICAは、2008年から生活改善の取り組みを支援しており、現在は稲作と栄養に関する技術協力プロジェクトを実施中である。現在任地では、3代目のコミュニティ開発隊員と青少年活動隊員が活動中で、今後、保健、栄養、職業訓練の各分野にて4名の隊員が派遣予定である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

中央高地にあるアンチラべ郡は、肥沃な土地と気候に恵まれ、県内耕地面積の90%が農地で占められている。主な作物は、米、マニヨック、トウモロコシ、トマト、ニンジンなどで、果樹はりんご、洋ナシ、柿等である。配属先は、農家の収入向上や生活改善を目的として、住民の生活の実態やリソース調査、ニーズの把握、生活の質改善や収入創出や向上につながるよう、アイデアの提案や活動の普及と拡大に資する活動を期待し、JICA海外協力隊員を要請した。現在派遣中の隊員は、農業普及員らと協力しつつ、改良カマドの普及による生活改善支援や栄養改善を目的とした料理教室等を実施している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先関係者や農業普及員等と協力しながら、以下の活動を行う。
1.地域農民の生活環境を調査したうえで、地域農民の生活改善に資する各種活動の支援(栄養改善、改良カマド、住居改善、家計研修等)。
2.地域農家や女性グループが生産している作物を使った加工食品(ドライフルーツ/ジャム/ピクルス等)の商品開発や販売促進の支援(販路開拓、ニーズ調査実施等)。
3.今後、任地に派遣される予定である他職種のJICA海外協力隊員と協力のもと、日本語や日本文化紹介等の活動も期待。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先備品。JICAが作成した生活改善に関するDVD・パンフレット・資料。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: 県農業・畜産局長(20代女性)、郡農村開発局職員(40代男性)、その他職員約50名

活動対象者: 農業普及員(約20名、40~50代で多くが男性)、住民グループ等

5)活動使用言語

マダガスカル語

6)生活使用言語

マダガスカル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・ワークショップやイベント等の企画運営経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(1~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・派遣前語学訓練では公文書等で使用されるフランス語、現地語学訓練ではマダガスカル語を学習する(共に公用語)。
・移動手段に関しては、遠方の農村での活動も想定されることから、公共交通機関や自転車を利用することも可能。