要請番号(JL61822A04)
募集終了

2代目
・2022/4 ・2023/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・畜産省
2)配属機関名(日本語)
アンバトランピ郡農業・畜産支所
3)任地( ヴァキナンカラチャ県アンバトランピ郡アンバトランピ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、ヴァキナンカラチャ県農業・畜産局の管轄下に置かれ、アンバトランピ郡の農業普及や村落開発事業を実施している。同県は、マダガスカルの中央高地にある野菜栽培・果樹栽培・稲作が盛んな地域で、JICAでは、2008年から生活改善の取り組みを支援しており、現在は技術協力プロジェクト「コメセクター生産性向上及び産業化促進支援プロジェクト」(2020~2025)、「食と栄養改善プロジェクト」(2019~2024)を実施中である。同支所には、2020年1月まで初代JICA海外協力隊員が派遣されており、今後、同任地には小学校教育隊員を派遣予定である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、JICA技術協力プロジェクトにおいて、コメの生産性向上を目指して作成された稲作技術パッケージを農民たちに普及・モニタリング強化することや、農民たちの収入向上を目指している。また、同支所は日本の農村地域開発手法である「生活改善アプローチ」の有効性を認識し、農村部の住民の生活向上や生産活動を促進する目的で同アプローチを普及したいとの意向があるが、現場でのきめ細かい観察やサポートを実施するに至っていない。国内でも農業が盛んな中央高地において、同支所では、多数のJICA技術協力プロジェクトに関連した事業を実施していることから、関係者らと協力のもと、農民の生活改善や収入向上に資することを期待して、JICA海外協力隊員の要請が挙げられた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者や農業普及員等と協力しながら以下の活動を行う。
1. 住民の生活実態や家計を調査・把握し、ニーズと改善の可能性を探る。
2. 住民のニーズに対して、生活改善のためのアイデア(栄養改善、改良かまど、住居改善、家計研修等)を提案したり、活動や研修の実施支援を行う。
3. 農家や農家グループの収入向上(販路拡大、食品加工、収入管理等)に関する支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先備品。JICAが作成した生活改善に関するDVD・パンフレット・資料。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 郡農業・畜産支所長(女性)、郡農業担当官(男性)、その他職員4名
活動対象者: 農業普及員、地域住民、農家グループ、生活改善普及員(約3名)
5)活動使用言語
マダガスカル語
6)生活使用言語
マダガスカル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・ワークショップやイベント等の企画運営経験
[参考情報]:
・参加型開発の知識があるとよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(1~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・派遣前語学訓練では公文書等で使用されるフランス語、現地語学訓練ではマダガスカル語を学習する(共に公用語)。
・移動手段に関しては、遠方の農村での活動も想定されることから、公共交通機関や自転車を利用することも可能。