要請番号(JL61822A05)
募集終了

0代目
・2022/4 ・2023/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務・地方分権化省
2)配属機関名(日本語)
アンジャマシナ市役所
3)任地( アナラマンガ県アンジャマシナ郡アンジャマシナ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
アンジャマシナ市は、アナラマンガ県アンジャマシナ郡の郡庁所在地で、人口約3万人の地方都市である。主要産業は農業や畜産で、魚等の内水面養殖を営む家庭もある。配属先は、住民に対する各種行政サービスの提供をはじめ、地域開発や環境問題への取り組みを実施している。年間予算は約540万円。同市の所在するアナラマンガ県は、JICA技術協力プロジェクト「コメセクター生産性向上及び産業化促進支援プロジェクト」(2020~2025)の対象県である。同配属先には、2006年から3代にわたり村落開発普及員(現コミュニティ開発)のJICA海外協力隊が派遣されており、同市では、養殖の分野でも隊員の派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同市においては農業人口が多数を占めるものの、農業技術が低く、自家消費に留まる家庭が多いことから現金収入を得る機会が少ない。また、市内におけるごみ問題や森林伐採などの環境問題が、住民の生活の質の低下を招いている。配属先は、市の開発事業において、農業や環境の側面から、農民の収入向上や住民の生活の質向上を促進させることを目的としてJICA海外協力隊を要請した。過去に派遣されていた隊員により、改良カマドの開発や普及が実施されており、同活動を参考にしつつ生活改善に向けた活動に取り組むことが期待される。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の開発担当者、農業普及員、女性グループ等と協力して、以下のような活動を行う。
1. 住民の生活実態や生産活動を調査・把握し、ニーズと改善の可能性を探る。
2. 住民のニーズに対して、生活改善に資する活動の実施支援を行う(栄養改善、改良カマド、家計研修、収入向上支援等)。
3. 啓発活動等を通して住民と協働し、同市の抱える環境問題への取り組みを支援する(ごみ処理、コンポスト、森林・河川保護等)。
4. 市役所の業務を把握し、地域計画に基づいた住民への啓発活動を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先備品。JICAが作成した生活改善に関するDVD・パンフレット・資料。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 市長(50代男性)、開発担当助役(50代女性)、その他市役所職員12名
活動対象者: 生活改善普及員(1名)、市民、農家、女性グループ等
5)活動使用言語
マダガスカル語
6)生活使用言語
マダガスカル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・ワークショップやイベント等の企画運営経験
・フィールドワーク(現地調査、研究)経験
[参考情報]:
・コンポスト、一般家庭ごみ等の啓発活動経験
・環境関連活動の経験や知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・派遣前語学訓練では公文書等で使用されるフランス語、現地語学訓練ではマダガスカル語を学習する(共に公用語)。
・インフラ整備の遅れが著しく、同市へのアクセスは幹線道路から未舗装の道路17km進む必要がある。電気と水道があるのは市内一部のみであり、生活水は共同水栓を利用することとなる。