2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL61822A11)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
0代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

アンタニフツィ郡保健局

3)任地( ヴァキナンカラチャ県アンタニフツィ郡アンブイマンジュース市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリボ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、アンタニフツィ郡内に22ヶ所ある基礎保健センター(CSB)を管轄しており、各センターとの業務調整・監督や、各地に配置されている保健栄養普及員への研修等を実施している。生活と活動の拠点となるアンブイマンジュース市の基礎保健センターは、配属先のあるアンタニフツィ市から約20Kmに位置し、一般診療、妊婦検診、予防接種、家族計画等の各種啓発活動や保健ボランティアへの研修などを行っている。現在、同センターには看護師、助産師、保健ボランティアが配置されているが、医師はいない。同市では、2017年まで教育分野でJICA海外協力隊が派遣されていたが、保健分野での派遣は初となる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

任国の基礎保健センターでは、主に一般診療、母子保健、新生児の予防接種等が行われている。また、同センターの指導の下、地区レベルに配置された保健ボランティアが保健サービスを行いながら、地域住民の健康や母子保健の改善に取り組んでいる。任地のセンターにおいては、住民に対する保健衛生に係る啓発活動を実施する力に乏しく、特に、住民の栄養改善や若年者妊娠への対応が課題となっており、これらをサポートするためにJICA海外協力隊が要請された。隊員は、同センターを中心に、近隣の基礎保健センターへも訪問しつつ、地域の保健ボランティアと協力しながら活動することが期待される。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先、基礎保健センター関係者、保健ボランティアと協力しながら、以下の活動を行う。 ※コロナ禍では患者への接触は避ける。
1.保健ボランティアとともに、住民の健康・病気に関する調査を行い、基礎保健センターの利用を促進する活動を行う。
2.地域住民や、基礎保健センターを訪れた患者や妊婦・母子への啓発活動の実施(手洗い指導、栄養指導、HIV感染予防、家族計画、ワクチン接種推奨等)。
3.基礎保健センターにおける各種医療サービスの改善(5S導入等)。
4.近隣の学校において、性教育、手洗い指導等の啓発活動の実施。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先備品。JICAが作成した栄養改善や保健衛生に関する啓発用教材。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: 郡保健局長(女性、医師)、他職員14名、基礎保健センター関係者(助産師2名、看護師1名、保健ボランティア2名)
※保健ボランティアとは、住民から選出されセンターの活動をサポートする無償のボランティアである。

活動対象者: 地域住民、妊婦・母子、青少年

5)活動使用言語

マダガスカル語

6)生活使用言語

マダガスカル語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(女性) 備考:妊婦への啓発が含まれるため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:幅広い活動が求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(1~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・派遣前語学訓練では公文書等で使用されるフランス語、現地語学訓練ではマダガスカル語を学習する(共に公用語)。
・移動手段に関しては、遠方の農村での活動も想定されることから、公共交通機関や自転車を利用することも可能。
・活動において、身体への侵襲行為は一切行わない。