要請番号（JL61822B07）
募集終了
2代目
| ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
国民教育省
2）配属機関名（日本語）
アンチラベⅠ郡学区事務所
3）任地（ ｳﾞｧｷﾅﾝｶﾗﾁｬ県ｱﾝﾁﾗﾍﾞ郡ｱﾝﾁﾗﾍﾞ市 ） JICA事務所の所在地（ アンタナナリボ ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 4.0 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
配属先は、国民教育省の出先機関であり、ヴァキナンカラチャ県教育事務所(DREN)の傘下のもと、郡内の教育行政を統括する学区事務所(CISCO)である。総務系、インフラ管理、授業計画、研修等の9部署があり、アンチラベⅠ郡内の6地区に教育事務所(ZAP)を設置し、公立の小学校53校、中学校7校、高校6校及び私立校を管轄している。年間予算は約65万円。同県は、JICA技術協力プロジェクト「みんなの学校:住民参加による教育開発プロジェクト」の対象県となっている。同配属先では、本要請の前任となる初代JICA海外協力隊員(青少年活動)が活動中であり、Ⅱ郡学区事務所に体育隊員が2022年10月に派遣予定である。
【要請概要】
1）要請理由・背景
配属先が管轄しているNGOフィツィンジュは、経済的な理由で学校に通えない子どもたちに対し、小学校から中学校にあたるクラスを設置し、健全な生活を送れるようサポートしている。在籍生徒数は約230名で、障がいを持った生徒も数名いる。同NGOは引き続き、スポーツや遊びなどのアクティビティを通して余暇の充実支援を行う隊員を求めており、本要請に至った。隊員は同NGOのほか、配属先の管轄する地域の学校を巡回し、スポーツ(サッカー、バスケットボール等)、レクリエーションなどの余暇活動支援、日本文化紹介等を行うことも期待されている。前任者は、同NGOでの活動を中心に、地域の教育施設で日本語や日本文化紹介活動を行っている。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
配属先や活動先関係者と協力しながら、以下の活動を行う。
1. NGOが運営する学校の子どもたちが楽しめるスポーツや遊び、日本語教室などのアクティビティの提案や、衛生啓発(手洗い、歯磨き等)を実施する。
2.管轄内の学校を巡回し、スポーツ(サッカー、バスケットボール等)、レクリエーションなど、NGOで実施していることを地域にも波及させていく。
3.保護者や地域住民も巻き込んだ、青少年を中心とした地域イベント等(日本文化紹介も可)を企画して、実施する。
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先の机・椅子。各施設の運動場。過去の隊員が作成した、手洗い・栄養啓発等の教材も利用可。
学校では黒板とチョークは使用可能だが、その他の教材・教具は、任地にあるものを工夫して使用する。
4）配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚 :学区事務所長:40代男性
指導主事、プログラム担当、各課の職員、秘書等の常勤職員(10-15名程度)
活動対象者 : NGOフィツィンジュ(15-40名程度/1クラス)の教員・児童、市内の小・中・高生
5）活動使用言語
マダガスカル語
6）生活使用言語
マダガスカル語
7）選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]：（ ）
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（ ） 備考：
[経験]：（指導経験）2年以上 備考：学校での活動がメインとなるため
[汎用経験]：
・青少年を対象とした活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（温暖冬季少雨気候） 気温：（1～30℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（不安定）
[水道]：（不安定）
【特記事項】
・派遣前語学訓練では公文書等で使用されるフランス語、現地語学訓練ではマダガスカル語を学習する(共に公用語)。
・看護師、コミュニティ開発、家政・生活改善の5名の隊員が同任地で活動中。
・2023年10月に当国大統領選が予定されており、2023-3次隊の出発時期は遅れる可能性あり。