2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL61822B08)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
G130 柔道
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

青年・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

マダガスカル柔道連盟

3)任地( アナラマンガ県アンタナナリボレニヴイチャ郡アンタナナリボ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリボ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はマダガスカルの柔道の普及と発展のために1984年に設立され、現在では青年・スポーツ省、国際オリンピック委員会、国際柔道連盟から認可されている連盟である。全国23県のうち15県に支部があり、首都のあるアナラマンガ県を始め、9つのリーグがある。国内には計24クラブがあり、そのうち13クラブがアナラマンガ県リーグに参加している。近年はコロナ禍で開催できなかったが、通常は国内選手権大会が毎年3回、その他にも地方大会等が実施されている。国内競技人口は、約1,800名(男性約6割、女性約4割)。配属先年間予算は約600万円だが、選手権開催の際は、政府からの補助金や民間企業のスポンサーが付く。

【要請概要】

1)要請理由・背景

連盟は柔道の礼節を重んじる精神や、柔道による精神鍛錬を重視しており、競技レベルを上げることも重要だが、青少年が楽しみながら柔道を練習する場を作りたいと考え、様々な改革を行っている。そこで、2015年よりJICA海外協力隊員(柔道)が柔道指導者の意識改革、指導方法の見直しを目指して派遣されてきたが継続した支援が必要であり、競技人口の増加や2024年パリオリ・パランピックに向けての支援強化を目的に、後任が要請された。前任者は、ナショナルチームの指導を中心に、地域の柔道クラブでも子どもから大人まで幅広い世代に、現地の指導者とともに基礎技術の指導を行っている。また、週2回は自身がメインの講師となるクラスを開講している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

柔道連盟関係者と協力しながら、以下の活動を行う
1.指導者(ナショナルチーム技術部長も含む)への指導法のアドバイス及びナショナルチームへの指導補助。
2.市内クラブ(現在は市内の学校の道場を拠点)において、柔道を学ぶ5~20才の青少年および初心者の大人への柔道の基本技術や精神指導。
3.連盟調整のもと自身のクラスも開講できる。
4.余力があれば、障害者(視覚)柔道の指導も可能。
なお、柔道連盟の指示や依頼により、柔道の普及を目的に地方への巡回指導をすることもある。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

柔道場(約9m×9mの練習場1-2面)。アナラマンガ県リーグには5道場あるが、連盟は専用の柔道場を持っていない。(畳は連盟所有)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:柔道連盟長 男性 40代、黒帯
連盟指導者:男性 50代、柔道4段 指導経験約30年
代表チーム指導者3名 男性 40代、 3段、指導経験約10年
活動対象者:各クラブ: 10~50人、4歳~大人 、部活又は都道府県大会出場レベル

5)活動使用言語

マダガスカル語

6)生活使用言語

マダガスカル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(柔道三段)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(競技経験)5年以上 備考:指導に経験が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・派遣前語学訓練では公文書等で使用されるフランス語、現地語学訓練ではマダガスカル語を学習する(共に公用語)。
・首都には、ラグビー隊員が活動中。10月にはアンタナナリボ大学に日本語教育隊員を派遣予定。
・2023年10月に当国大統領選が予定されており、2023-3次隊の出発時期は遅れる可能性あり。