2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL61823B01)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・畜産省

2)配属機関名(日本語)

アナラマンガ県農業・畜産局

3)任地( アナラマンガ県アヴァラジャヌ郡アンブイマンガケリ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリボ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、農業・畜産省の出先機関で、アナラマンガ県において農業普及・技術指導や村落開発事業を実施している。同局は、農業、畜産、情報処理・評価、農業統計等の部署に分かれ、県内にある7つの農業・畜産支所を管轄している。年間予算は620万円。同県は、マダガスカルの中央高地にある農業の盛んな地域で、JICAは、2008年から生活改善の取り組みを支援しており、現在、農業開発セクターでは技術協力プロジェクトとして「コメセクター生産性向上及び産業化促進支援プロジェクト」(2020~2026)や「市場志向型農業推進プロジェクト」(2023~2028)を実施中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は、日本の農村地域開発手法である「生活改善アプローチ」の有効性を認識し、農村部の住民の生活改善や生産活動を促進する目的で、同アプローチの普及・拡大を目指し研修等を行っている。しかし、現場でのきめ細かい観察や事例収集、同アプローチの実践をサポートするに至っていない。任地となるアンブイマンガケリ市は、北部に農村地帯が広がり(一部地域は未電化)、改善活動の推進を強化する必要があり、配属先から同地へのJICA海外協力隊(以下、隊員)の派遣要請があった。隊員は、住民生活により介入しやすいように同市の市役所に拠点を置きながら、住民の生活実態やリソース調査、ニーズの把握、具体的な生活改善や収入創出・向上につながるような活動に取り組むことが求められている。2023年5月より初代隊員が課題調査・分析を開始しており、引き続き活動の普及と拡大に資することが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

住民グループを対象に、配属先及び市役所の農村開発担当者とともに以下の活動を行う。
1. 農民の生活実態や家計を調査・把握し、ニーズと改善の可能性を探る。
2. 住民のニーズに対して、生活改善や収入創出・向上のためのアイデアを提案し、活動や研修の実施支援を行う。
3. 住民グループの組織強化のための活動や研修の実施支援を行う。
4. 活動事例等をまとめ、同活動の継続と普及のための体制を整える。
2023年度開始のJICA技術協力「市場志向型農業推進プロジェクト」で推奨されるSHEPアプローチも参考にする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先備品。JICAが作成した生活改善にかかわるDVD・パンフレット・資料。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: 配属先長(40代女性)、農村開発担当者(30代男性)、配属先事務所員約70名
市役所関係者: 市長(50代男性)、社会福祉課担当者(30代男性)、市役所職員約40名

活動対象者: 住民グループ、普及員(各地区に2名配置されているボランティア)等

5)活動使用言語

マダガスカル語

6)生活使用言語

マダガスカル語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・地域社会を対象とする活動の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・派遣前語学訓練では公文書等で使用されるフランス語、現地語学訓練ではマダガスカル語を学習する(共に公用語)。