2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL61823B15)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・畜産省

2)配属機関名(日本語)

ファラチウ郡農業・畜産支所

3)任地( ヴァキナンカラチャ県ファラチウ郡ファラチウ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリボ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、農業・畜産省の出先機関で、ヴァキナンカラチャ県において農業普及・技術指導や村落開発事業を実施している県農業・畜産局傘下にあたる郡レベルの農業・畜産支所である。同県は、マダガスカルの中央高地に位置し野菜栽培・果樹栽培・稲作が盛んな地域であり、JICAでは、2008年から生活改善の取り組みを支援しており、現在は技術協力プロジェクト「コメセクター生産性向上及び産業化促進支援プロジェクト:PAPRIZ」(2020~2026)、「食と栄養改善プロジェクト:PASAN」(2019~2024)を実施中であり、PAPRIZの研修を受けた農民トレーナーも配置されている。同任地には小学校教育隊員も派遣予定である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

農業が盛んな中央高地の中で特に標高が高い同地域は、コメとジャガイモの生産が有名である。配属先は特産品を活かした農家の収入向上に取り組んでいるが、自家消費に留まる家庭が多いことやフードバリューチェーンが確立しておらず、十分な現金収入につながっていない。また、農業支所の関係者は、日本でのJICAの研修の参加者が帰国後に各地に広めた「生活改善アプローチ」も普及したいとの意向があり、現場でのきめ細やかなフォローが強みである、JICA海外協力隊員の要請に至った。隊員は同アプローチを活用して、地域住民の収入向上や生活環境の改善につながる支援が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

農業担当官や地域の農家と協力しながら以下の活動を行う。
1. 住民の生活実態や家計を調査・把握し、ニーズと改善の可能性を探る。
2. 住民のニーズに対して、生活改善のためのアイデア(例:衛生啓発、改良かまど、住居改善、家計研修等)を提案したり、活動や研修の実施支援を行う。
3. 農家や農家グループの収入向上(例:販路拡大、食品加工、収入管理等)に関する支援を行う。
2023年度に開始したJICA技術協力「市場志向型農業推進プロジェクト」で推奨されるSHEPアプローチも参考にする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先備品。JICAが作成した生活改善に関するDVD・パンフレット・資料。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: 郡農業・畜産支所長(男性40代)、郡農業・生活改善担当官(女性30代)、郡畜産担当官

活動対象者: 農家、地域住民、農家グループ

5)活動使用言語

マダガスカル語

6)生活使用言語

マダガスカル語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・農林水産業および関連する加工業の知識や経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(1~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・派遣前語学訓練では公文書等で使用されるフランス語、現地語学訓練ではマダガスカル語を学習する(共に公用語)。