要請番号(JL61823B23)
募集終了
2代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国民教育省
2)配属機関名(日本語)
アバラジャヌ郡学区事務所
3)任地( アナラマンガ県アバラジャヌ郡サブツィナメハナ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリボ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、国民教育省の出先機関であり、アナラマンガ県教育事務所(DREN)のもと、郡内の教育行政を統括する学区事務所(CISCO)である。総務、プログラム担当、基礎教育、幼児教育、ノンフォーマル教育課等の部署があり、郡内の小学校175校(うち140校に幼稚園が併設されている)、中学校27校、高校16校と私立校を管轄している。同県は、2016年からJICA技術協力プロジェクト「みんなの学校:住民参加による教育開発プロジェクト」の対象地域となっており、郡内にはプロジェクトの研修を受けた幼稚園教諭もいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
教育省は教育分野の開発計画(PSE 2018-2022)に沿って、アクセスの向上、教育の質の改善、ガバナンス強化を柱に政策を進めたが、幼児教育の純就学率は4割以下である。また、教育省は近年幼稚園教員養成プログラムを開始し、正規教員育成を図っているが、現状はコミュニティが雇用する無資格教員(FRAM教員)が約9割を占めている。FRAM教員の大半は中学卒業相当となっており、研修は10日間のみであるため、幼児教育の専門知識を有した教員不足が大きな課題となっており、現場で協働しながら教員の指導力向上に貢献できる隊員の要請に至った。前任者は、郡内の幼稚園を巡回し、遊びや歌などのアクティビティを紹介しており、配属先からは継続した支援が要望されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先と相談して巡回する幼稚園をいくつか選定し、配属先や幼稚園関係者と協力しながら以下の活動を行う。
1.遊びの中で、園児の自発的・能動的学習や情操教育を効果的に取り入れた保育方法を同僚に紹介する。
2.現地で入手可能な材料を使用した教材の紹介や作成支援を行う。
3.既存の教員研修を活用したり、授業研究や勉強会を開催し、遊びを通した学びや情操教育の重要性に関する教員の意識向上にむけ可能な支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
隊員や技術協力プロジェクトで作成された手洗い、栄養啓発教材、紙芝居等。アクティビティ実施に関しては基本的に任地にあるものを工夫して使用する。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:学区事務所長(男性・40代)、就学前教育担
当者(女性・40代)、各課の職員、秘書等の常勤職員(10-15名程度)
活動対象者:各幼稚園の教員、園児(4~5歳程度)、保護者等、1クラスは約25園児(30園児が上限)
5)活動使用言語
マダガスカル語
6)生活使用言語
マダガスカル語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(保育士)
(幼稚園教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
派遣前語学訓練では公文書等で使用されるフランス語、現地語学訓練ではマダガスカル語を学習する(共に公用語)。