要請番号(JL63021A14)
募集終了
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
文化・観光省
2)配属機関名(日本語)
国立視覚芸術学校
3)任地( マプト市 ) JICA事務所の所在地( マプト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1983年創立の国内唯一の芸術分野の職業訓練教育校で前身は1977年に設立された文化研究センター。国を代表する作家が教壇に立ってきた。本校でグラフィック・デザインとビジュアル・アートの授業が、分校(中国政府の支援で2010年落成)で陶芸と服飾の授業が実施されている。中級レベルの教育機関に位置付けられ、10年間の基礎教育を終えていることが入学条件。生徒の年齢は14から20歳以上とばらつきがある。卒業後は大学のコミュニケーション・アート学科や芸術文化高等機関に進学する者もいる。本校舎には図書館、アンフィシアター、展示室、分校には陶芸窯やスポーツ施設がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モザンビークの農村部では自宅の窯で焼かれた様々な大きさの壺や皿、あるいは園芸用の器が道端で売られている一方、プリミティブな陶芸のオブジェで世界に知られるアーティストもいる。ただし素焼きが一般的で釉薬などの技法は普及しておらず、指導者も育っていない。他方、隣国・南アフリカでは伝統的な要素を引き継ぎつつ、現代社会のニーズや顧客のライフスタイルに即した作品が制作され、国内外の顧客獲得に成功している。モザンビーク政府は観光を社会経済的な進展の重要な推進力としてとらえ、また産業人材の育成を重要課題としている。工芸分野の発展はそれに寄与するものである。そうした状況を受け、現代陶芸の工程と技法を学生と教員に伝えることを目的に本要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 授業を通して生徒と一緒に陶芸づくり(土作り、成形、削り、素焼き、釉薬づくり、薬掛け、本焼き、最終処理)に取り組み、若手陶芸作家の育成を支援する。
2. 同僚に対して同国では普及していない技術を伝え、能力向上を支援する。
3. 学校事務(PCを使った成績の処理等)を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
薪窯1基、電動ろくろ3台
4)配属先同僚及び活動対象者
校長:男性、40代
カウンターパート:男性、40代
教員・職員数:31名、うち教員は23名
学生数:170名(全校生徒)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の要望
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)