【配属機関概要】

3）任地（ ガザ州シャイシャイ ） JICA事務所の所在地（ マプト市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 4.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

初等学校(日本の小学1年生から中学1年生に相当)で教える教員を養成する公立初等教員養成校(Instituto De Forma o De Professores: IFP)で、南部の交通の要所シャイシャイ市(人口約15万人)に位置する。中等学校(12学年: 日本の高校3年生に相当)を修了した学生を対象に、3年間のコースを提供している。1972年に開校し、2006年に日本政府の援助で施設の改築・増設を行った。2022年7月現在、約500人の学生が在籍しており、そのうちの約400人は校内の寮で生活している。過去に、美術、音楽、理数科、PCインストラクター(3名)の計6名の隊員が派遣されていた。

【要請概要】

1）要請理由・背景

モザンビークは2005年から初等教育無償化政策を開始、急増する就学者数に対応するため、教員の育成が急務となり無資格教員の採用が2009年まで行われた。その状況を改善するためIFPを相次いで建設、1年間の短期養成コースを提供することで教員数が増加した。一方で教員の質とレベルには大きな課題が残り、より良い教員養成コース提供のため、2013年からは全国のIFPで1年間のコースを段階的に3年間に延長するなど、試行錯誤が繰り返されている。数学教育はモザンビークの教育重点課題の一つであり、JICAもIFP学生向けの理数科関連教材の開発プロジェクトを進めていることから、日本で指導経験のある教員から教授法を学ぶために本要請がなされた。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.配属先の生徒に対して同僚と共に算数指導法の授業を担当する。
2.学生の教育実習の準備、実施を支援する。
3.同僚の指導力(教科知識・教授法)改善に向けた教え合い、学び合いを行う。
4.同僚の学校事務を支援する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、黒板、パソコン、プリンター、コピー機

4）配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
校長: 男性50代
同僚職員: 約35名
【活動対象者】
生徒: 約400名(20～30名/クラス)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】