2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL63023A03)
募集終了

国名
モザンビーク
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
1代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

行政管理・公共機能省

2)配属機関名(日本語)

マトラ市役所

3)任地( マプト州マトラ ) JICA事務所の所在地( マプト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

マトラ市は首都から30kmほどに位置し、人口は約180万人。配属先はマトラ市の一般行政、開発事業を実施・監督する行政機関である。隊員が配属される地方経済発展局は農業、畜産、漁業の3つの課で構成され、水産・畜産農家や関連事業者の経営安定及び振興に取り組んでいる。マトラ市にはマトラ川支流に沿って約5,000ヘクタールのグリーンベルトがあり、さまざまな野菜、特にキャベツ、レタス、ビート、ニンジン、スパイスが生産されている。急速な都市化のため、以前は農業・家畜用に利用されていた地域を住宅地に変えることを余儀なくされており、農作物の収穫は年々減少傾向にある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モザンビークでは農家の9割以上が小規模農家であり、その多くでは昔ながらの栽培法や農作業が行われている。通年栽培できる農家も限られているため、特定の時期には国内の野菜が不足し、人口が急増する首都やその周辺では、農作物の供給を南アフリカからの輸入に依存している。さらには、近年は干ばつやサイクロンなどの自然災害により、国内農作物の安定供給も難しくなっている。このような状況を受け、JICAは地産野菜で都市部及びその周辺の需要に応えられるよう、市場志向型農業振興のアプローチを取り入れた支援(技術協力プロジェクト)を予定しており、その中で現地農家に草の根レベルで野菜栽培の支援ができる協力隊が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先関係者と共に以下の活動を展開する。
1. 現地の環境やニーズにあった換金性の高い野菜を調査、検討し、栽培の試行や提案を行う。
2. 農村部の農民や都市部の住民に対して換金性の高い野菜栽培を紹介し、普及や栽培技術の向上を支援する。
3. 種子生産や加工等、野菜に対して付加価値を付ける方法を検討し、普及に向けた助言を行う。
※ 現地の農業に関する知識・技術については、JICA専門家等から研修・助言を受ける事ができる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
市役所職員:20-40代
活動先の農業・生活改良普及員 25~40歳
【活動対象者】
地域住民
※対象者は派遣後に配属先と話し合いにより決める

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:野菜栽培の知識が必要

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動が現場中心となるため

[汎用経験]:

 ・施設栽培に関する知識や経験

 ・農業実習180時間以上

[参考情報]:

 ・フィールドワーク・野外調査経験(尚良い)

 ・販促やマーケティングの経験(尚良い)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

配属先からは20~50代の隊員が要請されている。
本要請は2024年から実施予定のJICA技術プロジェクト「都市近郊部における強靭な市場志向型園芸作物促進モデル確立プロジェクト」で派遣される専門家と情報共有を行いながらの活動となります。