要請番号(JL63023B19)
募集終了
2代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・人間開発省
2)配属機関名(日本語)
ガザ州教育・人間開発局
3)任地( ガザ州シャイシャイ ) JICA事務所の所在地( マプト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は国家教育システムに従い教育行政を推進する政府機関である。州内の初等・中等教育学校、教員養成校、識字・成人教育学校が管轄・指導対象。教育課程の適切な実施、学習指導要領の徹底、衛生・保健・栄養の改善や情操の形成促進や施設運営に至るまでの規範の適用や監督業務を行う。また、ジェンダー・子供・社会福祉・保健のセクターとの連携、包括的教育の推進や、地域社会との連携強化にも取り組む。近隣学校同士が協力体制を構築し、教員の能力向上や情報や知見の交換などを行う仕組みの活性化支援も重要な業務として担っている。2022年度1次隊で同職種(化学)の初代隊員が1名派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ガザ州は全国統一の卒業試験の理数科目の合格率が特に低いとされている。JICAでは学校建設、教員研修プロジェクトを実施した実績があり、教育分野におけるJICAの認知・信頼度は高い。複数の中等教育学校で延べ30人を超える理科・数学教育の隊員が活動してきたが、各学校での「点」での活動から次の段階として「面」での支援が望まれている。そうした背景から、1年目は中等教育学校に出向し教員の補佐を行いながら現状や課題を現場で確認、その分析を踏まえて翌年は配属先機関の同僚と協力して教員の能力向上に繋がる研修やワークショップ等を企画・開催することが望まれている。同局からは、2023年度秋募集で数学教育の隊員要請も出ており、連携した活動が想定されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1年目: 州都の中等教育学校で、同僚教員のサポート役として理科(化学もしくは物理)の授業を担当し状況を把握、授業改善の糸口を探る。また、配属先機関の担当官と地方の学校視察も定期的に行う。
2年目: 実際に中等教育学校で1年間教員として活動することで見つけた課題を解決するために、学習者主体の授業や授業研究等の研修や教材作成のワークショップ等を企画・実施する。また、すでに行われている研修やワークショップの質を上げることにも貢献する。また、それに伴い、関連教材や報告書などを作成する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC(共有)、プリンター、コピー機など
4)配属先同僚及び活動対象者
局長:男性、30代
カウンターパート:男性、40代、大卒
職員数:103名
【活動対象者】
生徒数:約40~60名/クラス、各校の理科教員
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望
[経験]:(教員経験)5年以上 備考:教員研修等の企画・実施
[汎用経験]:
・理科実験の経験や薬品・器具の知識
[参考情報]:
・教員研修やワークショップの企画・実施経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)