要請番号(JL63024A04)
募集終了



・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・農村開発省
2)配属機関名(日本語)
ジャンガモ郡経済活動事務所
3)任地( イニャンバネ州ジャンガモ郡 ) JICA事務所の所在地( マプト )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
イニャンバネ州ジャンガモ郡における農業、畜産、林業、漁業などの経済活動を担う郡の出先機関。基本的には農業を中心に、畜産、林業、漁業の各分野を担当する課があり、それぞれの課に所属する普及員、技術者が郡内各地域を巡回し農民、漁民等への指導、支援を行っている。イニャンバネ州では2010年以降にコミュニティ開発、野菜栽培等の隊員派遣を開始し、2013~2020年にかけて同州内6つの郡にある経済活動事務所を対象にグループ派遣を行い、累計20名以上の隊員派遣を行ってきた。配属先へは過去3代の隊員(野菜栽培、コミュニティ開発)が派遣され、農家の収入向上・生活改善の活動に従事してきた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先が管轄するジャンガモ郡では、郡人口の80%にあたる住民が小規模な農業、畜産、または漁業を行い生計を立てている。殆どの生産品は自給自足のために消費されており、生活向上のための現金収入につながっていない。この状況を改善するため、同州で盛んな養蜂に着目し、既存の非効率かつ生産量が不安定な伝統的養蜂から巣箱を使用した近代的養蜂への技術転換を行い、現地住民の生活向上を目指す目的でJICA海外協力隊が要請された。前任者(2018-2020年)はネリカ米など任地で栽培されていない作物の導入・栽培指導、ボカシ(有機肥料)の作製、蜂蜜の生産、住民の栄養改善支援などを行っていた。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
同僚農業普及員と協力し、以下の活動を行う。※配属先の希望順だが、関係者と対話し、必要に応じ柔軟に内容を変更しながら活動する。
1. 蜂蜜の生産量拡大と、品質向上に関する支援を行う。
※木の皮を剥いで袋状にしたものを巣箱として利用したり、採蜜の際に煙を起こす伝統養蜂から、木箱を使い採蜜する近代養蜂への転換を含む
2. 現地産の蜂蜜を活用した新製品の開発と販路拡大に向けたマーケティング支援を行う。
3. 可能な範囲で同州他郡へ派遣される隊員(コミュニティ開発等)と連携し、養蜂の分野での技術支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
巡回用車両など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:配属先長 (40代、男性)
農業普及員12名
活動対象者:農家、漁家など
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:活動上、あれば尚良い
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・農林水産業および関連する加工業等の経験
・営業や販促、商品開発の経験
[参考情報]:
・養蜂経験が2年以上あると望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
村落巡回は徒歩か、配属先車両の使用を想定している。体力のある人材が望ましい。