要請番号(JL63025B06)



・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・環境・漁業省
2)配属機関名(日本語)
グッドネーバーズ・モザンビーク
N
3)任地( ガザ州マシア ) JICA事務所の所在地( マプト )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
グッドネーバーズ・インターナショナルは1991年に韓国で設立された国際開発・人道支援NGOであり、世界40カ国、192の地域で包括的なコミュニティ開発支援を行っている。同NGOのモザンビーク事務所は2014年にマプトに設立され、教育(基礎教育へのアクセス向上や高等教育機会の確保)、保健衛生(基礎教育、疾病予防)、貧困層の所得向上など持続可能な開発を目標に幅広い分野で支援に取り組んでいる。グッドネーバーズ・モザンビークの年間予算は120万米ドル、全職員数は約40名、マプト事務所には元JICA海外協力隊経験者1名が職員として勤務している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
活動先となるマシアの人口は約3万人である。その多くが零細農家で自給自足の生活を行っているが農家の生計向上が課題となっている。配属先は同地域のコミュニティ支援に取り組んでいる。その支援を受けて設立したマシア周辺(50~70km)の住民グループや協同組合が、メイズや豆を主とした農作物を栽培・販売を通した生計向上活動を行っている。しかし、農作物の育成、農薬・肥料の使用法など、助言・指導できる専門性を持ったスタッフが不足しているため、今回の要請となった。
作物の品質維持や収穫量の向上や、配属先及び支援農家の知識・技術の強化が求められる。また、可能な範囲で配属先が支援する農作物の生産から販売までのバリューチェーン構築のサポートも期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先フィールド・スタッフと共に働きながら、以下の活動を行う。※関係者と対話し、必要に応じ柔軟に内容を変更しながら活動する。
1. 農家グループを巡回し技術指導を行う。また、土地に適した農作物栽培に関する助言・技術支援を行う (各農家グループは40~70名程度)。
2. 所得向上につながる農家経営支援を行う。
3. 可能であれば、配属先が支援する農作物の生産から販売までのバリューチェーン構築のサポートに取り組む。
4. その他、配属先が求める業務を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先車両(ドライバーあり)
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
マシア・フィールド事務所 エリアマネージャー1名:男性30代、プロジェクト・スタッフ:3名(20~30代)、ドライバー1名
【活動対象者】
地域住民(農家) 対象農家は赴任後に配属先と話し合って決める。
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:配属先からの要望
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:農家への指導を行うため
[汎用経験]:
・農林水産業および関連する加工業等の経験
[参考情報]:
・農作業経験 必須 (通算3か月以上)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・国際NGOに配属となることから基礎英語力が求められる。オフィス内や農家での活動言語はポルトガル語となる。
・住居及び配属先事務所はマシア市内だが、支援地域へは配属先車両で片道1時間以上(約50~70km)を要し、週2~4回の現場訪問となる。