2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL63622B06)
募集終了

国名
ルワンダ
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

地方自治省

2)配属機関名(日本語)

カヨンザ郡庁

3)任地( 東部県カヨンザ郡 ) JICA事務所の所在地( キガリ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

東部県カヨンザ郡は、人口約34万人の東部県7郡の1つであり、12のセクター(郡の下位の行政単位)からなる。カヨンザ郡庁は、10つの課で構成されており、隊員が主に関わるワンストップセンターでは、道路、電気、給水施設などの公共インフラ関連、土地管理等のサービスを提供している。同郡では、JICA技術協力プロジェクトや無償資金協力が複数回にわたり実施されており、給水施設の建設、運営維持管理能力強化が行われてきた。2015~2019年に技プロ「地方給水施設運営維持管理能力強化プロジェクト」にて、運営維持管理実施体制・枠組みが制定され、2021年から「地方給水マネジメント強化プロジェクト」が実施されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

郡庁の水・衛生担当者は、住民に対する給水施設管理や衛生啓発活動を実施する事になっているが、人材不足が問題で効果的な活動が展開されていない。また、住民達で構成される水委員会は、自分達で料金徴収を行い、ハンドポンプ井戸の故障の際に修理を行う事になっているが実施されてない。その為、同地区の給水施設の維持管理を行う委員会の能力強化が求められ複数の隊員がカヨンザ郡に配属されてきた。現在派遣中の隊員は、同郡に配属された隊員等と協働して水委員会の住民に対して、井戸修理ワークショップを実施し、住民等による給水施設の維持管理のサポートを実施しているが、引き続き住民等に対してサポートすることが必要なため要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

水と生活に関する調査を行い、現状を把握する。そのうえで以下の活動内容から選択して実施する。
1. 給水施設の機能向上、衛生状況の改善、修理及び維持管理を行う民間会社及び水管理委員会の運営能力強化を目的とした住民への支援。また、配属先における、個々の井戸に対する維持管理方針の明確化、民間会社等への委託の枠組み整備、水管理委員会の立ち上げと効果的なサポート、これらのモニタリング体制構築などの支援。
2. 住民に対する衛生教育を担当する村の保健推進委員等と共に、①水衛生に関する啓発活動を計画・運営・実施。②水衛生及び給水施設の利用法に関する啓発活動を実施(井戸、公共水栓、保護湧水) 。③定期的な水質検査により、給水施設を管理する組織や郡庁、セクター職員、住民の水質保全・衛生観念への意識向上。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

給水施設維持管理マニュアル、衛生啓発活動に関するマニュアル、ハンドポンプ(アフリデブ、インディアンマークⅡ)修理工具、水質検査キット、手洗いチェッカーなど

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚:
郡庁水衛生担当技官(男性、30代)
職場スタッフ:11名(男性7名、女性4名、30~45歳)
水衛生公社(WASAC)サポートエンジニア 1名
活動対象:
地域住民、水委員会

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:査証取得のため

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・ワークショップやイベント等の企画運営経験

 ・組織(グループ、団体)のマネジメント経験

[参考情報]:

 ・水・衛生に関する知識や経験があるとよい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・ルワンダに派遣されている「水の防衛隊」隊員との協働が期待されている。