要請番号(JL63622B24)
募集終了



2代目
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
カブム職業訓練校
3)任地( 南部県ニャンザ郡 ) JICA事務所の所在地( キガリ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同校は、若者に技術を身に付けさせ、国内経済の発展に貢献することを目的に1997年に設立された職業訓練校で、自動車整備のほか、自動車電装、自動車板金、自動車教習、ICT、溶接、水道配管などのコースがある。3年制が基本であるが6ヶ月や12ヶ月の短期コースもあり、約60名の教員と約600名の学生が在籍し、その中でも約半数が自動車に関するいずれかのコースで学んでいる。過去にロシアやベルギー、ドイツ、韓国、日本から機材供与や専門家派遣の支援を受けているが、現在は他国からの支援は入っていない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ルワンダは、国家開発計画において、知識基盤型経済の実現を掲げ、人的資源開発、とりわけ科学技術分野の人材育成に取り組んでいるものの、質・量ともに人材が不足しており、教育省傘下の技術職業教育訓練機関においても、必ずしも産業界の人材ニーズに応えられていない現状である。同配属先においても、自動車の修理や整備に関する質の高い実習指導ができる講師が不足しており、2021年8月に自動車整備隊員が派遣され、同僚教員の授業や物品管理、環境整備に対する助言の他、溶接や二輪車整備の授業を受け持っている。今後も引き続き支援が必要と考え、今回の隊員要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.学生に対して理論と実技の授業を行う。
2.現行の実習授業を見直すと共に、同僚教員に対して授業運営に関するアドバイスを行う。
3.学生や教員に対して整備用工具など備品の管理や学習環境の整備について助言を行う。
4.学生や卒業生に対して、就労支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
整備用工具一式、実習車(トヨタカリーナ2台(型式AT151、1984年式、および型式ST170 、1988年式)、エンジンモデル(トヨタ製4S及び3L)、ホイールバランサー、タイヤチェンジャー、OBD故障診断機(ランチテックX431)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・学校長(男性、50代)
・自動車整備コース主任(男性、30代、経験10年以上)
・自動車整備コース教員 2名(男性、20代、経験5年)
・自動車関係科の教員 約20名(主に20代後半~30代)
活動対象者:
・自動車整備コース学生(3学年、主に10代~20代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:実習を担当するため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:査証取得に必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(13~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
実務経験を証明する英文の証明書をルワンダ政府に提出する必要がある。(大卒の場合は不要)