要請番号(JL63624A01)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
地方自治省
2)配属機関名(日本語)
シンビセクター事務所
3)任地( 南部県フイエ郡シンビセクター ) JICA事務所の所在地( キガリ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ルワンダは5つの県から構成され、フイエ郡は南部県に属している。フイエ郡は14セクター(行政単位)から構成され、面積は約657平方キロメートル、人口は約38万人である。シンビセクターは人口約26,000人で、セクター事務所には教育、農業課などの課があり、地域住民の生活支援を行っている。主要作物はコーヒー、キャベツ、トマトである。これまでフイエ郡には服飾やマーケティング職種など多岐にわたる分野へ隊員が派遣されているが、シンビセクターへの派遣は初めてである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
シンビセクターは幹線道路から車で15分ほどの距離にあり、コーヒー畑が広がっている。セクター内に1つあるコーヒー豆加工場(Coffee Washing Station/CWS)には近隣からコーヒーチェリーが集められ生豆へと加工されている。セクター事務所はワークショップ開催を通じ、農家に対して栽培に必要な技術指導を行っているが、剪定や施肥などの基礎的な知識・技術が定着していないことを課題としている。巡回技術指導による「品質・収量の向上(害虫対策含む)」への協力が求められ、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者と協力し現状を把握したうえで、以下の活動を実施する。
1. コーヒー農家を訪問し、現状を把握したうえで、課題や改善点を配属先に共有する。
2. 苗木の育成、剪定、施肥(コンポストの紹介や有機肥料の導入含む)、定植などの技術を巡回指導し、収量・品質向上を支援する。
3. 農業省が定めるマニュアルを使って、害虫対策の巡回指導を行う。
なお、活動先は農村地域となり移動手段が限られるため体力がある人物、また英語を話せない農家が多いため現地語習得に意欲的で高いコミュニケーション能力をもつ人物が望ましい。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務スペース(机・椅子)、WiFi
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:セクター事務所 9名(農業技官(30代、男性、大卒) 含む)
活動対象者:コーヒー農家及びCWSの関係者
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:査証取得に必要なため
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・地域社会を対象とする活動の経験
・グループ活動や組織運営の経験
[参考情報]:
・ファシリテーションの経験
・コーヒーに関する知識や経験があるとよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(13~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・ 活動使用言語はキニアルワンダ語であり、赴任後現地語訓練を行う。・ 技術協力プロジェクト「コーヒーバリューチェーン強化プロジェクト」から関連情報の提供可。・ プロジェクトやコーヒー関連の活動を行う隊員との連携による相乗効果も期待される。・ 個人長期滞在用物件が少なく、ホームステイとなる可能性あり。