要請番号(JL63624A11)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
カブム職業訓練校
3)任地( 南部県ニャンザ郡 ) JICA事務所の所在地( キガリ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同校は、若者に技術を身に付けさせ、国内経済の発展に貢献することを目的に1997年に設立された職業訓練校で、ICTの他、自動車整備、溶接、水道配管などのコースがある。教員数約30人、生徒数約600人で男子生徒のみ受け入れており、3年制が基本であるが6ヶ月や12ヶ月の短期コースもある。過去に欧州、韓国、日本から機材供与や専門家派遣の支援を受けているが、現在は他国からの支援は入っていない。2021年から2023年まで自動車整備のJICAボランティアの派遣があり、校内に親日的な空気がある。JICAボランティアへの信頼は厚く、その真面目な活動姿勢に対する評価は高い。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先校では、ICTコースには66人の生徒がおり、専任の教員が4名配置されているのに対し、全校生徒が一般教養として学ぶICTクラスには専任教員はおらず、様々な科目の教員が交代で授業を持っている状況であり、ICTリテラシーの低い教員も多い。また、学科によらず、PCの操作等に関心があり、ICTコースではないが、自主的に学びたい学生も多い。これらの状況から、一般教養として基本的なPC操作の指導ができ、かつ関心ある生徒に、クラブ活動のような形で、生徒にICTの楽しさや可能性に触れる機会を提供する隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 学生に対して一般教養としてICTの授業で、ICTに関する理論や、基本的なPC操作方法を指導する。
2. ICTやパソコンでの作業に関心がある生徒たちを集め、課外活動のような形で、ICTやパソコンを学ぶ機会を作り、指導する(インターネットでの資料や情報収集方法、可能出れば、作図や製図の方法等も含む)
3. 隊員が持つICTの知識や技術が高ければ、ICT専任クラスにてプログラミングやシステム開発等の指導のサポートも行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン60台、プロジェクター4台、インターネット
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・学校長(男性、50代)
・教員約30名(20~50代)、ICTコース教員4名(20~40代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(ITレベル1以上(ITパスポート等))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:査証取得に必要なため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実習を担当するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(13~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
実際は現地語の使用も多いため、赴任後、現地語であるキニアルワンダ語の語学研修を行う。