要請番号(JL63624A20)
募集終了
5代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
地方自治省
2)配属機関名(日本語)
ルワマガナ郡庁
3)任地( 東部県ルワマガナ郡 ) JICA事務所の所在地( キガリ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ルワマガナ郡の人口は約50万人、東部県に位置する。郡庁は社会福祉、農業畜産、インフラ担当のワンストップセンターなどの複数の部門で構成されており、隊員が主に関わるワンストップセンターでは、給水施設、電気施設、土地や道路の管理など多岐にわたる活動を実施している。同郡では、無償資金協力にて給水施設が建設された。また、2015年より技プロ 「地方給水施設運営維持管理能力強化プロジェクト」が実施された。更に後継案件として、「地方給水マネジメント強化プロジェクト」が2021年から開始され、同郡を含む東部県を対象として、郡など地方給水関係者の能力強化を図っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
郡庁の水・電気インフラ担当者は、民間会社や保健センター、郡内各セクター事務所の職員などと協力し、パイプ給水施設の維持管理、井戸などの住民自治管理を行う水管理委員会の設立支援、衛生啓発活動などを実施している。しかし人材不足が問題で、個々のセクター(郡の下位の行政単位)や村、水管理委員会に対して、現状に即した効果的なアプローチができていない。郡内45基の井戸のうち、住民の使用意思がある約30基の井戸について、必要に応じて民間会社等と協業しながら維持管理体制を構築して、配属先が継続的なモニタリングや支援ができる枠組みの提案と実装、水源の衛生的な管理方法など安全な水に関する啓発活動が求められ、要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
地域の給水施設(井戸、公共水栓、保護湧水)や水の使用状況をフィールド調査し把握した上で、次のような活動を行う。
1. 給水施設の機能向上、衛生状況の改善、修理及び維持管理を行う水管理委員会の運営能力強化を目的とした住民への支援。
2. 住民に対する衛生教育を担当する村の保健委員等と共に水衛生に関する啓発活動を行う。
3.給水施設(井戸、公共水栓、保護湧水)の利用法に関する啓発活動を行う。
4.定期的な水質検査により、給水施設を管理する組織や郡庁、セクター職員、住民の水質保全・衛生観念への意識向上を促す。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
給水施設維持管理マニュアル、衛生啓発活動に関するマニュアル、ハンドポンプ(アフレディブ、インディアンマークⅡ)修理工具、水質検査キットなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
郡庁ワンストップセンター13名 (男性9名、女性4名、26~40歳)
水・電気インフラ担当:30歳代女性
活動対象者:地域住民
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:査証取得に必要なため
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・グループ活動や組織運営の経験
・地域社会を対象とする活動の経験
[参考情報]:
・水・衛生に関する知識や経験があるとよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(13~30 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・ルワンダに派遣されている「水の防衛隊」との協働が期待されている
・実際は現地語の使用も多いため、赴任後、現地語であるキニアルワンダ語の語学研修を行う