2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL64222A02)
募集終了

国名
セネガル
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/1 ・2023/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育省

2)配属機関名(日本語)

パーセル・アセニー地区視学官事務所

3)任地( ダカール州ダカール県ダカール市 ) JICA事務所の所在地( ダカール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はセネガル共和国の首都ダカール市の北東部の4地域の就学前から中等教育までの教育を監督をする教育行政機関である。視学官とよばれる、教育の指導、監督をする立場にあたる職員が管轄内の学校を巡回し、学校運営指導、教員の昇格試験の採点等を行う他、教員対象のセミナーや研究会を企画、実施したり、試験結果の統計、分析などもを行う。配属先は私立100校、公立45校を管轄しており、ダカール市内で最も多くの学校を管轄する視学官事務所である。2020年1月まで障害児・者支援のシニア海外協力隊員が活動しており、管轄区の特別支援施設を巡回し、教員に対する教材づくりの支援を行っていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

セネガル政府はインクルーシブ教育実現のために「インクルーシブ教室」の設置を進めている。セネガルには、障害児教育専門の人材養成課程はなく、初等教員養成課程における数時間の講義が設置されている他、一部の教員が国際NGOの支援等で、短期間で障害児教育についての研修を受講する機会を得ている。よって、教員は十分な知識や技術の習得が十分でないまま現場で指導をしており、特に、知的障害がある子どもの学びの質に多くの課題がある。本件で派遣される隊員は配属先が管轄する3つの特別支援教育施設と障害がある子どもとない子どもが一緒に学ぶインクルーシブ教室を巡回し、様々な作業学習を提案することで、知的障害がある子どもの教育の質の改善に貢献することが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

本件で派遣される隊員は、パーセル・アセニー視学官事務所の一員として、下記の活動を行う。
1.管轄地域の特別支援施設およびインクルーシブ教室を視察し、子どもの学びの課題を洗い出す。
2.上記で明らかにされた課題の解決に向け、実践可能な作業学習を検討し、教員と実践する。
3.障害を持つ子どもの保護者を対象に障害を持つ子どもとの接し方や教育に関するワークショップを実施する。
活動「2.」、「3.」については、同地域に派遣されているJICA海外協力隊員や障害者支援団体、NGOとの協力が期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

黒板、椅子、机 他

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先責任者(男性 50歳代)
配属先同僚(教員経験がある視学官 男性、女性 40~50
歳代)
活動先教員(男性、女性、20~50歳代)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

フランス語(レベル:D)又は英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験をもとにした助言が求められる

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

 ・特別支援学級での活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・現地語(現地語学研修を行う)ウォロフ語 ・知的障害児を対象とした活動経験者が望ましい